釣った魚を売れる!?フィッシュセールってどんなサイト?

fisf sale

釣った魚をオークション形式で売買取引を行うサイト「fish sale(フィッシュセール)」のメリットやデメリットについて考察していきます。

SNSやネットニュースで話題……というか炎上中のフィッシュセールですが、「釣った魚を売れたらな~」というのは釣り人なら一度は
考えたことがあるのではないでしょうか?



フィッシュセールとは?

fish sale

fish sale(フィッシュセール)は大阪に拠点を置く「Fresh Speed株式会社」が運営する、釣った魚をオークション形式で売買取引を行うサイトとなっています。

本人たちの「釣りすぎて困った~」という思いから事業を思い立ったとのこと。

現在はまだ運用開始しておらず、2019年4月1日から利用開始予定と発表されています。

※無料の事前登録は可能

運用開始前から良くも悪くも世間を賑わせているフィッシュセールについて、釣り人目線でメリットとデメリットを検証していきたいと思います!

フィッシュセールのメリット

fish sale

まずはフィッシュセールを利用することで得られメリットを考えてみましょう。

船釣りなどでよくある、「釣れすぎて引き取り手がいない」といったニーズに答える画期的な売買サービスといえます。

釣れすぎた魚を廃棄するのはもったいないですし、釣った魚は食べて供養してあげるべきでしょう。

もちろん限りある資源ですから、釣り過ぎないというのが大事ではありますが。

珍しい魚を入手できる

こちらは買う側のメリットとなりますが、普段スーパーで見ることのないレアな魚など、釣り人しか味わうことのできない魚種を手に入れることができます。

カンパチやシマアジなど、切り身でしか見たことがないような魚でも釣りたてを丸ごと購入することができるのです。

個人的にはコマイを大量に購入して冷蔵庫にストックしておきたいです(編集長)

釣り過ぎた魚が無駄にならない

船釣りなどで大量に釣れた場合は魚の処理に困ってしまうものです。

ブリやサバなどが大量に釣れた場合など、嬉しいには嬉しいですし美味しいことは間違いないのですが、一家族で食べきるのは大変なことです。

親戚や近所に配ってもなお、毎日の食卓がお魚天国となってしまいます。

捨ててしまうくらいなら誰か欲しい人に手ごろな価格で譲るという選択肢があれば、winwinでお互いにメリットがあると言えるでしょう。

釣りでお小遣い稼ぎができる

「自分の魚を売れないかな?」と釣り人であれば一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

テレビで謳われている高級魚も、釣り人からすればとても身近な存在だったりします。

そんな高級魚を自分で販売することができれば、趣味と実益を兼ねることが可能になります。

売れた魚の収益でタックルを新調することもできてしまうのです。

フィッシュセールのデメリット

fish sale

続いてはデメリットについて考えてみましょう。

販売形態はヤフオクやメルカリと似たような形式です。

しかし販売しているものが「生もの」ですので、オークションサイトやフリマアプリよりもハードルは高いでしょう。

衛生的に心配がある

食用魚、しかも生食を文化とする日本で、個人間での魚の取引を行うことへの不安感があります。

釣り上げた魚の締め方はもちろん、配送方法もクール宅急便を利用するなど細心の注意が必要となります。

また、毒魚や保冷方法の不備による食中毒など、人命に関わることですので個人間での責任の所在などが問われる可能性も?

漁業と遊漁の線引きが難しい

漁業を専業としている方々からしてみれば頭の痛い問題と言えるでしょう。

漁業権という権利を得て魚を捕獲している漁師さんがいる一方、素人が釣り上げた魚で利益を出すという行為がとてもグレーに感じます。

プロの漁師さんが釣り上げた魚が「1000円」、フィッシュセールのユーザーが釣り上げた魚が「500円」で売られていたら、単純に金額だけみたら競り負けてしまう訳です。

日本の漁業権について見直す事態にもなり兼ねない案件と言えるでしょう。

乱獲による漁獲量の減少

これは日本全体の問題でもありますが、不用意な乱獲による漁獲量の減少が危惧されます。

マグロの漁獲量減少など、価値のある魚を中心に流通量が増えるケースが容易に想像できます。

禁漁区への侵入、禁漁期間に釣りをするなど目先の利益を追い求めて不正をする釣り人も出てくるでしょう。

限りある水産資源を守るためにも、日本の漁獲量へどの程度影響があるのか慎重に進める必要があります。

フィッシュセールについてまとめ

fish sale

釣り人にとっては「待ってました!」というようなサイトなのですが、よくよく冷静に考えてみれば乗り越えなければならない課題は山積みと言えます。

食中毒、アニサキスなどの寄生虫等、人の命にも関わる事態にもなり兼ねないので運用するにあたり慎重にならなければなりません。

営業許可を得て生業にしているプロがいる訳ですから、生半可な気持ちで出品はまずできないでしょう。

ネットではマイナスイメージな意見が飛び交っていますが、今回のフィッシュセールのリリースにより日本の漁業と遊漁の境界線や、消費者第一の漁業の実態などにも目を向ける良い機会になったのではないでしょうか。

フィッシュセールの良い部分をどのように理解してもらうか、改善点をどのように乗り越えていくか、今後の動向を引き続き伺いたいと思います。

投稿者プロフィール

moto
moto
バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。こんな私ですがよろしくお願いします。