とにかく初バスを釣りたい、まだバスが釣れていない、そんな方々へ向けて、私からアドバイスを踏まえてお話しさせていただきます。
あくまでも、私の実際の体験であったり、個人的に感じた事、思った事を元に書いたので、その点を踏まえて一読してくださると幸いです。
まずはタックル選びから
初心者が最低限揃えるタックルや道具、ルアーについてお話しさせていただきます。
バス釣りに限らず、釣り全般において大きく分けて2通りのタックルが存在します。
それは、「ベイトタックル」と「スピニングタックル」です。
俗に言うとベイト、スピニングなどといった言い回しをしますが、念のために説明させていただくと、大きな違いはリールが上に付いているか下に付いているかです。
もちろん、双方にメリット、デメリットがあるんです。
スピニングのメリット
- ライントラブルが少ない
- 飛距離が伸びる
- 一回の巻取り量が多い
スピニングのデメリット
- 比較的重めのルアー、ワームを投げることに向いてない
- 細いライン(糸)を使用するため、ラインが切れやすい
ベイトのメリット
- スピニングに比べて重めのルアーを投げることができる
- スピニングリールに比べて巻き上げる力がとても強い
- 使えるルアーの幅がスピニングに比べて多い
ベイトのデメリット
- ライントラブルが多い事。(釣り用語でいうとバックラッシュ)
- 初心者が初めから使うこなすのは少し難しい
- 初心者は飛距離があまり伸びない
初心者はどっちがいいのか
個人的には、釣り初心者の方には、スピニングタックルの使用を推奨します。
どうしても最初の1匹を釣りあげたいということであれば、軽いワームを用いたライトリグなどを扱えるスピニングの方が有利です。
おすすめはダイワのブレイゾンS64L-2です。
スピニングロッドで軽いワーム扱いやすいロッドとなります。
そして、それに合わせるリールとしておすすめなのがこちら。
ダイワのフリームス2000番です。
巻き心地も感度もよく、初心者の方にもおすすめです。
ラインはフロロカーボンの3~4ポンドがおすすめです。
釣り場の選び方について
初心者の方はまずどこへ釣りに行けばいいのかで悩んでいることと思います。
個人的には、野池や小規模ダムに行くことをおすすめします。
特におすすめなのが野池で、小規模だからこそバスの居場所を絞りやすいというメリットがあります。
私も釣りを始めた頃は野池に行き、小さいバスでも良いから数を釣り楽しみ、そしてバスの生態や釣り方を学んでいきました。
おすすめの釣り方
野池での有効的な釣りは、ワームを用いた釣りです。
スピニングタックルを用いて、小さめのワームで、ノーシンカーや、ダウンショットリグ、ジグヘッドワッキーや、様々なリグ(仕掛け)を駆使し、ブラックバスを狙ってみてください。
フリックシェイク 3.8インチ
ジャッカルから販売されているミミズ型のワームです。
今回は小さめの3.8インチをセレクト。
初心者の方はまずはノーシンカーで試してみて、ポイントがちょっと深いな~と思ったらジグヘッドワッキーやネコリグにしてみてください。
何もしなくてもクネクネと沈んでいくので、それだけで十分なアピールになります。
ヤマセンコー 3インチ
こちらも小さめの3インチをセレクトしました。
ヤマセンコーはノーシンカーがおすすめです。
着底したら竿先でちょっと持ち上げて落とす、というイメージで動かします。
注意事項
野池に限らず、釣り場全般において、釣り人として守ってもらいたい項目がいくつかあります。
釣り禁止かどうが確かめる
釣り禁止エリアで釣りをしてはいけません。
誰も見てないだろうと、安易な気持ちで立ち入ることは絶対にやめてください。
各釣り場のマナー、ルールを厳守する
各釣り場にはマナーやルールがあります。
遊漁券が必要な釣り場もあるので事前に調べておきましょう。
必ずゴミは持ち帰る
釣り人の放置したゴミ問題で釣り禁止になってしまう例もあります。
必ず自分で出したゴミは持ち帰る様にしてください。
私にも釣れない時期がありました
私は小学校3年生の頃からバス釣りを初めたのですが、最初の1ヶ月間は全く何も釣れませんでした。
朝から晩まで投げても釣れないし、1ヶ月間ただひたすら釣り場に行って投げて、投げて、投げ続けました。
1ヶ月後、やっと釣れたブラックバスは手のひらサイズのブラックバスでしたが、大きさに関係なく嬉しかったです。
サイズは小さいのにどっしりとした「初バスの重み」を感じたのはいまでも忘れません。
投げて巻くだけでも最初は楽しいものです。
投げて巻いての繰り返しで釣りの楽しさがわかり、魚を釣って釣りの奥深さがわかり、経験や練習を経て釣りは上達するものです。
最後に
最後になりますが、あなたにとって釣りが最高の趣味になりますように。
そして釣り場に行く際はお足元に十分お気をつけてください。
帰るまでが釣りですよ。無事に帰って道具を整理整頓して次の釣りの計画を立てましょう。
そして、道具を大事に出来ない人は釣り上手くなれません。
今一度お手元の道具を一度綺麗にしてから、次はどこへ行こうか、何を使おうかなど考えながら釣りにお出かけください。
ロマンを求めて良い釣りライフを。
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