【サーフフィッシングの聖地】国府津海岸の釣り場と攻略法をご紹介!

国府津海岸

今回ご紹介するのはサーフフィッシングの聖地!国府津海岸です。

関東の釣り人なら必ず一度は訪れる程の人気釣り場で、その魚の濃さ、魚種の豊富さから、天然の釣り堀とまで噂される程です。

そんな国府津海岸のおすすめ釣り場やサーフ攻略方法を一挙大公開しちゃいます!

国府津海岸ってどんな釣り場?

国府津

神奈川県の小田原市に位置する国府津海岸は東京から電車で1時間、車でも高速道路を利用して1時間ほどで到着します。

西湘バイパス「国府津IC」の目の前一帯を国府津海岸と呼び、常に釣り人が押し寄せる人気ポイントとなります。

相模湾に面した海岸の中では急激に水深が深くなっているエリアで、波打ち際の先は10m以上の水深となっています。

目の前でナブラが発生したり、回遊魚に追い込まれたイワシが海岸に打ち上げられたりと魚影の濃さは相模湾随一となっています。

実績のあるエリアのため、釣り人を見かけない日はありません。

トップシーズンには釣り堀のような激戦区となります。

それでは神奈川県が誇る超一級ポイントの国府津海岸の攻略方法をご紹介していきたいと思います。

国府津海岸へのアクセス方法

国府津駅

電車で向かう場合は東海道線「国府津駅」で下車後、海岸までは5~6分で到着します。

車でアクセスする場合は西湘バイパス「国府津IC」を降りてすぐ目の前が海岸となっています。

東名高速道路を利用する場合は「大井松田IC」を降りて海岸方面へ10kmほど走れば到着します。

※車で国府津海岸に向かう場合に注意したいのが駐車場問題です。海岸近くに路駐して釣りしている方々が多く見られますが、もちろん違法駐車ですので駅周辺のコインパーキングなどを利用しましょう。

国府津海岸で釣れる魚

国府津海岸で釣れる青物

海岸のすぐ目の前からドン深になっている国府津海岸では多種多様な魚たちを釣ることができます。

思いつく限りの魚が釣れるのでは?と言うほど1年通して様々な魚が釣れる海岸です。

キス、マゴチ、ヒラメ、サバ、スズキ、ソーダガツオ、ワカシ、イナダ、ワラサ、アナゴ、カワハギ、イワシ、カンパチ、シイラ、マダイ、クロダイ、カサゴ、アジ、などなど……

釣り方は投げ釣り、ルアーフィッシングが主流となっており、思わぬ大物やレアな魚にも出会えるチャンスがあるので一度は足を運んでみて下さい。

国府津海岸のルアー釣り必勝方法

国府津海岸

国府津海岸で一番人気のルアー釣りで釣れるをメインターゲットに紹介していきたいと思います。

一口にルアーといってもシーバスを狙うのか、ヒラメを狙うのか、はたまた青物(回遊魚)を狙うのかで釣り方や季節、時間帯も変わってきます。

ここからは国府津海岸でメインターゲットとなる、青物やヒラメなどのフラットフィッシュの攻略方法をご紹介していきたいと思います。

青物(サバ、ソーダガツオ、ブリ、カンパチなど)

対象魚:青物(サバ、ソーダガツオ、ブリ、カンパチなど)

季節:5月~9月

時間帯:朝マヅメ、夕マヅメ

タックル

ロッド:10f前後のライトショアジギング用ロッドかシーバスロッド M~Hアクション

※40g前後のメタルジグをストレスなく扱えるもの

リール:シマノ/4000番 ダイワ/3000番 

※ハイギヤがおすすめ

ライン:PE1~2号

釣れる時間帯

一番の狙い目が朝マヅメのタイミングとなります。

朝日が昇り始めたあたりからまずはアジやサバが釣れ始めます。

イワシがメタルジグに引っ掛かってくるときは、ベイトフィッシュが接岸している証拠ですのでチャンスタイムです。

基本操作はフルキャスト後、ボトムまで着底させてただ巻きでまずはアタリを確認します。

反応がなければトゥイッチングを入れながらメタルジグのフラッシング効果で誘いましょう。

堤防でのショアジギングと違い、すぐに水面にメタルジグが飛び出てきてしまうので、適宜フォールを入れてまんべんなく探りましょう。

ベイトフィッシュがシラスのように小さい場合は弓角(ユミヅノ)が効果的です。

※弓角はサーフトローリングと言われる釣法で使用します。トレーラーにジェット天秤を用いて使用しますが、即席であればメタルジグをトレーラーに使用することも可能です。糸ヨレ防止にスイベルを装着すると良いでしょう。

フラットフィッシュ(ヒラメ、マゴチ)

国府津海岸のマゴチ

対象魚:フラットフィッシュ(ヒラメ、マゴチ)

季節:9月~11月

時間帯:朝マヅメ、夕マヅメ、日中(潮代わりのタイミング)

タックル

ロッド:9~10fのシーバスロッド ML~Mアクション

※15~40g前後のルアーをキャストできるもの

リール:シマノ/4000番 ダイワ/3000番 ※ハイギヤがおすすめ

ライン:PE0.8~1号

釣れる季節と時間帯

ヒラメもマゴチも基本的には1年通して狙うことができますが、ベストシーズンは活性の上がる秋が狙い目です。

時間帯は回遊魚と同様に朝マヅメや夕マヅメが狙い目ですが、意外に外せないのが日中の潮が代わるタイミングです。

潮の満ち引きでベイトの動きに変化があることも理由としてはありますが、激戦区の国府津で唯一ランガンできるのが日中の人が少ない時間帯です。

かけあがりに居付いているヒラメやマゴチを効率よく探すには、色んな角度からキャストしてルアーを通ることが釣果への近道です。

使用するルアーはシンキングミノー、シャッドテールのジグヘッドがおすすめです。

国府津海岸のおすすめルアー

メタルジグ

国府津では主に40g前後のメタルジグが使用しやすい重さです。

あまりに軽すぎては飛距離が伸びないことや潮に流されてしまうので扱いづらいと言えます。

基本カラーのシルバー、ブルー、ピンクに加えておすすめしたいのが「赤金」と「緑金」です。

5月のサバのシーズンに一人だけ入れ食いの経験があります。

また、国府津海岸はゴロタ場となっているため、塗装の丈夫なメタルジグか、安いメタルジグを使い捨て感覚で使用する必要があります。

弓角

ベイトフィッシュがイワシより小さいシラスパターンのときに威力を発揮します。

メタルジグより一定の層を狙いやすいこと、必要に応じてスローに誘うことで変化をつけてみましょう。

デメリットとして、糸ヨレがしやすいこと、フォーリング時に糸絡みしてしまうことが多いのでこまめなラインチェックを行いましょう。

カラーは白、ピンクの2種類をローテーションしましょう。

シンキングミノー

ヒラメとマゴチを狙う場合はシンキングミノーがおすすめです。フローティングミノーよりレンジの融通が利かせやすいこと、底ギリギリを通したいときに威力を発揮します。

ヒラメは中層、マゴチはボトムでバイトしてくるイメージです。

おすすめカラーはホログラムの強いイワシ系、イエローゴールドなどが実績あります。

ソフトルアー

シャッドテールのソフトルアーにジグヘッドをセットして使用しましょう。

中層~ボトム付近をただ巻きでOKです。

マゴチを狙うのであればズル引きが特に有効的です。

カラーはホワイトグロウとピンクグロウがおすすめです。

国府津海岸おすすめポイント

テトラ前

国府津海岸テトラ前

国府津ICの直下にある超1級ポイントです。

森戸川の流れ込みがあることと、国府津の中でも一番水深があるエリアなので魚影の濃さもピカイチです。

夜中のうちに入っても夜釣り組がいるため、このポイントに入れたら移動せずに粘りましょう。

サバなどの回遊魚の実績はもちろん、シーバスやヒラメの釣果も期待できるポイントです。

旧国府津海水プール下

国府津海岸

国府津海岸の中央付近に位置する旧プール下も安定した実績のあるポイントとなります。

魚の回遊ルートとなっていますので、ナブラの発生もよく見られます。

テトラ前に入れなかった釣り人がプール下から順に釣り座をキープしていきます。ソーダガツオ、ワカシといった回遊魚がメインターゲットになります。

国府津駅下

国府津駅から5分ほどで到着する駅から一番近いポイントです。

テトラ前、プール下と比べると水深も浅くなっていますが、ベイトが接岸していれば回遊魚も十分狙えるポイントです。

釣り人で混雑している場合の切り札として考えておきましょう。

小八幡海岸

国府津海岸ではありませんが、森戸川を挟んで西側に位置するのが小八幡海岸です。

西湘バイパスのすぐ西側に位置し、小さい突堤があるため釣りがしやすいポイントです。

サバやカマス、エギングでも実績のあるポイントですので多彩な魚を狙える魅力があります。

国府津海岸と比較すると釣り人も少なめの印象です。

国府津海岸ではジグサビキが有効

国府津海岸のイワシ

潮の流れやベイトフィッシュの影響を大きく受けるサーフフィッシュですので、釣れない時の切り札として「ジグサビキ」は必ず用意しておきましょう。

先ほどご紹介した弓角でも口を使わないような魚に対して有効的です。

サビキならベイトフィッシュであるイワシも狙えるのでボウズ逃れにはうってつけです。

ヒットしたイワシにシーバスやヒラメが追い食いする光景もよく見かけるので気を抜いてはいけませんよ。

ファミリーフィッシング用のサビキ仕掛けではなく、丈夫なジグサビキ用の仕掛けを使って不意の大物に備えましょう。

国府津海岸での釣りまとめ

国府津海岸に抜ける道

写真:国府津海岸に抜ける道はジブリ感がある

アクセスのしやすさ、豊富な釣果実績もあり、神奈川県の中でも超人気スポットの国府津海岸を今回はご紹介してきました。

船から狙うようなワラサやシイラも時折回遊してくるので胸が高鳴ってしまいます。

魚がいることは確実ですので、国府津海岸で一番重要なことは実績のあるポイントに入れるかどうかです。

トップシーズンには管理釣り場のような間隔で釣りをするため、隣とのお祭りも日常茶飯事となります。

地合いを逃さないよう、ライントラブルには気をつけましょう。

投稿者プロフィール

moto
moto
バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!