なぜ私にはシーバスが釣れないのか。「釣れない理由」を徹底検証してみた

シーバス

おかっぱりでもボートでも大人気のシーバスゲーム

周りの人たちは簡単にシーバスを釣り上げているのに、私にはシーバスが全然釣れません。

どうしてシーバスが釣れないのか、どうしたらシーバスを釣ることができるのか徹底的に検証してみたいと思います。

シーバスが釣れてないみなさん。

この記事を読んだら必ずシーバスを釣り上げることができるはずです。

なぜなら私でもシーバスを釣ることができたのだから……!

なぜか私にはシーバスが釣れない

シーバス

みなさんこんにちは。

物心がついたときから釣り竿を握っていたといわれるほどの釣り好きである私ですが、釣りの腕前は全然ダメ。

ボウズに次ぐボウズ、ルアーはロスト、竿は海に落とす始末。

キャストをすれば竿がポッキリいくことも……。

釣りが下手な私ですが、釣り仲間たちにいつまでも馬鹿にされているわけにもいきません。

70センチオーバーのシーバスを釣りあげたい!

そしてみんなに自慢したい。

釣り仲間を見返してやりたい。

そう心に誓い、ホームセンターで買った1500円のバスロッドと100均で買ったルアー(なんかミノーみたいなやつ)を持って荒川へと繰り出すのでした。

もちろん釣れませんでした。

「なぜ私にはシーバスが釣れないのだろうか」

シーバスが釣れない理由を考えてみた

シーバス

シーバスが釣れない理由として考えられるのは以下の4点です。

  • そもそもタックルが悪い
  • 狙っているポイントが悪い
  • 使ってるルアーが悪い
  • 釣りに行く時間と潮が悪い

そもそもタックルが悪い

シーバスが釣れない

当時の私は6f(フィート)程のバスロッドを使っていました。

船やボートでのシーバス釣りであれば6f~7fの竿でも問題ありません。

しかしおかっぱりとなれば話は別です。

だだっ広い大海原や川幅の広い河口でシーバスの回遊ポイントやストラクチャーを狙うためには、9f~10fの長めの竿で遠投する必要があるのです。

シーバスがいないところに一生懸命投げ続けても釣れるわけがないですよね。

狙っている場所(ポイント)が悪い

海

しかしまだシーバスは釣れません。

シーバスがどこにいるのかあんまり理解していなかったのです。

初心者は橋を狙うべし

シーバスが釣れない

おかっぱりでシーバスを狙うのであれば、橋脚を狙うのが一番手っ取り早いです。

特にライトアップされた夜の橋脚は絶好のポイントです。

ボトムのかけあがりや潮目を探すなんで初心者にはハードルが高すぎました。

橋だったり杭や船着き場など、目に見えるストラクチャーを探して数を打ったほうが初心者には効率的なのだと思います。

ボートシーバスでもストラクチャー狙いが基本となってきます。

季節によってもポイントは変わる

東京湾

春~夏は河口からかなり上流まで遡上するシーバスも多いようですが、秋~冬はあまり遡上せず中層からボトム付近を漂っているようです。

産卵期は2月頃で、産卵をする個体は沖に出てしまいます。

おかっぱりから狙う場合は4月~11月がメインとなります。

ルアーのロストを恐れるべからず

ストラクチャーを攻めるということは、ルアーをロストする確率が高くなるということです。

1個1500円のルアーが引っかかって回収不可能になってしまったときのあの絶望感は何にも代えられません。

しかし、ルアーのロストを怖がっていてはシーバスを釣ることはできません。

風や潮の流れを計算して上手くストラクチャーのギリギリを攻めましょう。

さすれば必ずシーバスが食いつくはずです。

ガイド船なら船長にお任せ

シーバスが釣れない

ガイド船でシーバスを狙うときは船長の言う通りにしておけば問題ありません。

実績のあるポイントで一番効果的なルアーを教えてくれます。

そりゃあ、船長はシーバスのプロですから。

シーバスが釣れるようになったら船長に歯向かって自分の思うルアーを投げ込みましょう。

使っているルアーが悪い

遠投できるルアーが必須

シーバスが釣れない

初めはブラックバス用のクランクやミノー、ポッパーなんかを使用していましたが、ルアーだったらなんでもいいわけではありません。

ある程度遠投するにはもうすこし重めのルアーを用意しなければいけなかったのです。

ミノーなら12~16g、メタルバイブなら20~28gくらいあってもいいかもしれません。

マッチザベイトを意識したルアー選びを

ルアーの種類ですが、その日の活性や潮の動き方、泳いでいるベイトの種類に合わせてマッチザベイトを心がける必要があります。

マッチザベイト:その日シーバスが捕食しているエサにルアーを合わせること。

その日のベイトやシーバスの活性を考え、表層を狙うのか中層を狙うのかでルアーのチョイスも変わってきます。

もちろんどんな状況でもある程度対応してくれる万能ルアーもあるのですが、基本的にはその日一番マッチするルアーを予想し探っていくことになります。

釣りに行く時間と潮が悪い

シーバスが釣れない

シーバスは潮の満ち引きによって釣果がとても左右されます。

釣れない潮のときには絶望的なくらい釣れない魚です。

昼夜問わず、シーバスは潮が動いているときに捕食をおこないます。

特に潮の動き初めが勝負です。

干潮から潮が満ち始めるとき、満潮から潮が引き始めるときの「動き初め」を逃さないようにしましょう。

潮が止まっている時間にタックルの準備や準備運動を済ませ、時合いを見計らってルアーを投げ入れるのが一番スムーズです。

短いときには時合いは5~10分で終わってしまいます。

潮見表を見て計画的に行動しましょう。

それでもシーバスが釣れない

シーバスが釣れない

己のシーバスが釣れない理由を洗い出し、万全な状態でいざ某河川河口へと!

時間は深夜2時、ベイトを追ってボイルするシーバス

時合いを見計らってルアーをキャスト!

完璧なキャストでボイルの中にルアーを通します。

しかし、シーバスはヒットしてくれません。

30分程の時合いの中で一度もヒットせず。

足元には想像以上に小さいベイトフィッシュ……使用ルアーとその日のベイトフィッシュに誤差があり過ぎたのでした。

様々なベイトパターンや潮の状況に対応するためにも、ある程度のルアーバリエーションを増やしておくべきだということですね。

シーバスは釣れないわけじゃない

シーバスが釣れない

幾度となく釣れない日々を過ごした私ですが、ついに歓喜のときが訪れます。

前章でベイトパターンを見誤った某河川河口付近

今回は夕方からスタートし19時の満潮から下げ潮を狙います。

これ以上ボウズで終わるわけにもいきません。

知人からこの釣り場でのヒットルアーの情報をあらかじめ仕入れておきました。

しかし現実は甘くありません。

ボイルもベイトも無く、無情にも潮は干潮を迎えます。

そんなとき、最後の一投で奇跡が起こります。

手元に伝わるシーバスのアタリ、しなる竿先

ついに、シーバスがヒット!

あまりの興奮に叫びながらリールを巻いていきます。

念願のシーバスです!

ちっちゃ!

体長は20センチほど

シーバス

これはシーバスというかセイゴじゃないかと突っ込みが入りそうですね。

でも今日だけは言わせてください。

「シーバスは釣れないわけじゃない!」と。

シーバスが釣れない人へ

荒川

ということで、シーバスがまだ釣れてないみなさん。

大丈夫です。

私もまだ、シーバスと呼べる大きさのシーバスは釣れていません。

某人気バンドのボーカリストの言葉を拝借するのであれば、「シーバスは探す釣り」とのことです。

シーバスのいるポイント、時間帯、ベイト、ルアーを探し、実際に釣れた時の達成感は何にも替えられません。

いろんなパターンを試行錯誤し、シーバスを釣りあげることで経験値が増えていきます。

そうすると次第にシーバスのパターンが読めるようになってきます。

1匹釣れればシーバスの楽しさがわかるはずです。

何度釣れなくてもめげずに頑張りましょう。

私も頑張ります。