今回は初めて訪れた野池でのバス釣り攻略法をご紹介いたします。
どんなところに着目して釣りを組み立てていけばいいのか、私なりに仮説をまとめてみました。
ぜひご一読ください。
野池の攻略法
河川、ダム、水路や、クリークなど様々な釣り場がありますが、何の変哲もない皿池でバスを探すのって意外と難しいですよね。
初めての釣り場でバスを探す際に、私が心掛けていることをみなさんにお伝えしていこうと思います。
目に見える変化を見つける
釣り場に到着したら、まずは目に見える変化を確認します。
インレットやアウトレットの場所、水草の有無、ストラクチャーはないか、水中に何か沈んでいないかなど。
水温なども大事な情報となるので、水温計を持ち歩くとまでは言わないまでも、「現在の水温がバスにとって温かいのか冷たいのか」は確認しておきたいところです。
ベイトの大きさを見極める
マッチザベイトを基本に釣りを組み立てるべく、まずはベイトフィッシュがいるのか、どのサイズのベイトが捕食されているのかを確認します。
ベイトではなく虫やカニが好まれているのか、池の状態や池に生息している生物から推測していきます。
水質や水位はどうなっているか
水質や水位については、初めての釣り場では違いを見つけにくい情報ではありますが、水がどれくらい濁っているのか、水面の泡が消えにくくないかなどを確認します。
何度か訪れている池であれば、いつもと比べて水の色がどう変わっているのか、水位は増えているのか減っているのか、というのもチェック項目です。
水質はバスの居場所を大きく変えますし、水質がクリアであればナチュラルなワームで攻める、濁りが強ければアピールを増やすなど、攻め方も変わってきます。
野池での個人的なカラーチョイス
あくまでも個人的な考えですが、濁った水質で使うルアーの色は明るめがいいのか、暗めがいいのか。
私は出来るだけ水質に近い色を使うようにしてます。
カフェオレ色の濁りなら茶色系を、緑系の池ならウォーターメロンなど、とにかく水の色とワームの色を合わせます。
理由としましては、道端に一万円札があるとします。
遠くから見ても一万円とわかるくらいはっきりとした紙幣だと、手に取るのに抵抗を感じませんか?
しかし、その紙幣が人目のつかない路地でクシャクシャに丸まっていて、色もなんとなく紙幣に似てるような、違うような…というシチュエーションだと、「もしかして!」と紙幣を手に取ってしまうはずです。
そんなことを考えながらカラーチョイスをしていると非常に楽しいものです。
近年、釣り禁止の場所が増えている
野池やダム湖に関わらず、釣り禁止となってしまう釣り場が増えています。
私たちは、釣り場を貸して頂いている立場であるということを忘れてはいけません。
みんなが綺麗に使える場所であり続ける為に、自分で出したゴミは持ち帰る、落ちているゴミは一つでも良いので持ち帰るなど、釣り人である私たちが綺麗な釣り場を作っていくという気持ちを大事にしましょう。
さいごに
少し脱線気味になりましたが、私自身は今回ご紹介した要素を大事にしています。
釣りには正解も不正解もありません。個人個人で考えて想像して釣ったやり方、それが正解です。
「ただ投げてただ巻いて釣る」というのも釣りの楽しみですが、水中を想像しながら釣りを組み立て、バスからの返答が返ってきた時はサイズ関係なしに、それはもう飛び跳ねるくらい嬉しいものです。
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