シマノ『20SLX DC』インプレ釣行!河口湖でデカバスを狙う

SLX DC

2020年発売、シマノの新生DC「20SLX DC」を持って河口湖へバス釣りに行ってきました。

「20SLX DC」は4段階のブレーキで簡単セッティング、さらに優れた対バックラッシュ性能と遠投性能を持ち合わせています。

今回は「20SLX DC」のインプレや使ってみての感想をお届けいたします。

20SLX DCについて

今回使用するリールはSLXシリーズの最新モデルであるSLX DCです。

今まではスコーピオンDCがDCリールの中で1番安かったのですが、今年発売されたこのリールはスコーピオンDCと並び2万円前後で手に入るベイトリールです。

スコーピオンDCのDCブレーキとはちょっと違うのですが、飛距離やトラブルレスというところは変わりません。

あの独特のDC音も鳴り響きます。

河口湖に到着

河口湖

7時30分、河口湖の一級ポイント「ロイヤルワンド」に到着。

ベストシーズンになると、多くのアングラーが数メートル間隔で並ぶほどの有名スポットです。

このポイントは浅瀬が広く続きますが、日が当たりやすく水温が上がりやすいのです。

またロイヤルワンドのすぐ隣には溶岩でできた岩場があり、ベイトの溜まり場となっています。

そう甘くはないよね

しかしなかなか当たりがない。

有名ポイントのロイヤルワンドといえど、まったく反応がありません。

というか生命感がありません。

そのままロイヤルワンドから歩いてすぐの大橋下に行きます。

こちらも人気ポイントの1つで、大橋下の方がロイヤルワンドに比べて水深が深い場所が多く、ストラクチャーも多いので冬には絶好のポイントだったりします。

ヘビキャロ、メタルバイブなど、ボトムを攻める釣りをしてポイントを丁寧に狙っていきますがなかなか反応はありません。

少し暖かくなったと言え、まだまだ水温は低いままなのでしょうか。

粘って粘ってやっとのことで初アタリ!

河口湖のバス

活性が高くないのかすんなりと上がってきました。

なんとか1匹釣れてよかった…。

この日はこれにて納竿です。

20SLX DCのインプレ

キャスト後のブレーキ補正度合いが大きく、1つのダイアルでも幅広いルアーに対応できます。

そのためダイアル自体は4ダイアルしかありませんが、重量級から軽量級ルアーまでほぼ全てのルアーに対応できます。

スコーピオンDCなどに搭載されているI-DC5との大きな違いは、ブレーキダイアルにAモードがあるかないかです。

ただAモードは要らないという方も多く、無駄をなくしたI-DC4搭載のSLX DCを好んで購入する方も多いようです。

HAGANEボディ

スコーピオンをはじめとするシマノのミドルクラスのベイトリールから搭載されているボディです。

実際にはそれなりに歴史のある性能なのでご存知の方が多いかと思いますが、SLX DCが重量級ルアーも遠投できるのはこのHAGANEボディの恩恵だと思います。

MGLスプール

こちらも19年モデルのSLXを引き継いだ性能です。

DCブレーキ搭載のリールでMGLスプールを搭載しているリールはこのSLX DCくらいしかなく、飛距離性能はかなり高く、アンタレスよりも飛ぶという記録も出ています。

SLX DCの悪いところ

海外モデルがベースで作られたベイトリールということもあり、サイズ感が大きく、手が小さい方には持ちにくく感じてしまいます。

そのため、不意な大きなアタリには力負けしてしまうのでは、という懸念があります。

SLXとスコーピオンはどっちがいい?

もともとスコーピオンDCはDCリール最安値のリールとして人気が高いリールでした。

しかし、今年2万円前後で買えるDCリールとしてSLX DCが発売されtたことで、スコーピオンかSLXか、どちらを買うかで悩んでいる人も多いと思います。

先述の通り、リールのサイズ感が気にならない人や、割と重量のあるルアーもメインで使う人にはSLXがおすすめです。

手が小さめな方や、軽いルアーを狙ったポイントにしっかり投げたい方にはスコーピオンをおすすめします。

初心者の方にはAUTOモードが搭載されているスコーピオンがいいかもしれませんね。

SLX DCについてまとめ

今回は20SLX DCを使って冬の河口湖を攻略してみました。

正直攻略は出来てないのですがそれでも釣れたことには変わりないので…。

「おいおい、今までロクに釣具の紹介してこなかったじゃねえか。」と思う方もいるでしょう。

今後はいろんな釣具のインプレもしていきたいと思っているのでぜひ読んでいただければ幸いです。

さて、次はどのリールを使いましょうか。

ぜひお楽しみに。