山梨県・神奈川県を流れ相模湾に注ぐ相模川。
シーバスの好ポイントとして知られる相模川ですが、ブラックバスも熱い。
ハイプレッシャーで難易度の高い相模川だからこそ、その1匹を釣りあげたい。
相模川のバス釣りについて
相模川の水源は富士五湖の一つである山中湖で、アユやウグイ、鯉にヘラブナなど魚種も豊富なことから様々なアングラーに愛されているフィールドであります。
ベイトフィッシュが豊富な相模川だからこそ、良型のバスが住み着いているというわけです。
上流域から下流域に至るまで、アシや消波ブロック、立木などバスが好むストラクチャーがいくつも点在しており、相模川でのバス釣りは「ポイント」選びが重要なキーワードとなります。
相模川のバス釣りポイント
1. 海老名運動公園周辺の池
相模川のバス釣りでここのポイントを知らない人はいないほどの超一級ポイントです。
運動公園から本流側へ下るとすぐに池が3つあります。
この池ではテンポよくスモラバ【スモールラバージグ】を打っていきましょう。
ヘラブナ釣りで有名な釣り場でもあるので、トラブルを避けるためにも、ヘラ師のいない早朝か日暮れ直後を狙うのがおすすめです。
周囲にはアシ、池の全域にウィードが生えていますので、スモラバでアシ際をチェックしながら最後にウィードエリアをスピナーベイト、もしくはストレートワームのライトテキサスでバスの居場所を探っていきましょう。
2. 貫抜川クリーク
池があるエリアから下流側の東名高速道路方面目掛けて歩いていくと、本流エリアから入り組んだクリークが貫抜川まで続きます。
ここでは沖に向かってキャストするのではなく、足元のアシやゴミ溜まりなどをラバージグで探っていきましょう。
3. 東名高速下
貫抜川から東名高速下まで立木が並んでおり、終日通してバスの回遊ルートとなっています。
杭周りをテンポよくスピナーベイトで攻めるのがおすすめ。
バイブレーションなどで攻めると川底のゴミや流木に根掛かりしてしまうので注意が必要です。
海老名運動公園周辺の池から貫抜川クリークを経由し、最後に東名高速下を攻めるのがおすすめ。
4. 神川橋(大神グラウンド周辺)
下流側はシーバスで有名なポイントですが、堰を挟んで上流側はバスのスポーニングエリアとしても有名なポイントです。
特に平塚側の大神グラウンド周辺は豊富にアシが生い茂り、エサとなるモエビやベイトフィッシュを狙ってバスも回遊してきます。
ローカルアングラーの間では通称「ホソ」と言われている小規模な池もありますが、ヘラ師も多いので本流で釣りすることをおすすめします。
本流側は逆ワンドになっているポイントが狙い目で、アシ際をスピナーベイトとラバージグで攻めていきましょう。
このポイントでヒットすれば必ずやデカバスがあがってくることでしょう。
5. 東海道新幹線陸橋下
神川橋から更に北上すると、新幹線の陸橋下へと続きます。こちらも逆ワンドになっているエリアで、春先にはスポーニングエリアとなります。
本流の護岸、ワンド内のリップラップ、停泊しているボートにバスがついていますので、バイブレーションなどで手返しよくチェックしていき、ノーシンカーでフォローを入れていきましょう。
橋脚周辺の反転流にはスモールマウスバスがついている場合もありますので、フリックシェイクなどのミミズを模したワームをドリフトさせながら誘ってみましょう。
コツは必要以上にアクションなどは入れずに転がしていくイメージです。
6. 猿ヶ島(通称:サル)
厚木の猿ヶ島スポーツセンターの目の前にあるのが、通称「サル」と言われているポイントです。
磯部頭首工という大規模な堰があるエリアで、増水時以外は湖のような止水域となっています。
バス釣り以外にもラジコンボート、カヌー、ジェットスキーと様々な趣味人が集まるエリアですので、ポイントが荒らされない早朝が狙い目です。
堰の際を覗くと小アユが群れをなしており、ラージマウスバス、スモールマウスバスがベイトを求めて回遊しています。
オープンウォーターでは回遊狙いでダウンショット、シャッド系ルアーがおすすめです。中州周辺はおかっぱりが困難なため、フローターを使用することでプレッシャーの少ないポイントを狙うことができます。
アシ際や地形の変化をスモラバ、ネコリグで丁寧に探っていきましょう。
相模川のバス釣りにおすすめのルアー
1. レインズ スワンプ
相模川を筆頭に、ミミズが多い地域で爆発的な破壊力を誇るワームです。
キャスティング別注カラーで、同じくフリックシェイクの同色の別注カラーもあるのですが、フリックシェイクは身切れが多く、コスパを考えるとレインズのクマタロウ&リンタロウカラーがおすすめです。
視認性にも優れており、サイトで狙う時にとても見やすいカラーです。5.5インチとマイクロの3インチを状況に応じて使い分けましょう。
これぞまさに「ミミズ」です。
2. ジャッカル ソウルシャッド
早巻きでも泳ぐ姿勢を崩しづらいソウルシャッドは、ボイルが頻繁に発生するエリアで重宝します。
相模川のメインベイトとなるアユカラーをおすすめしたいところですが、一押しのカラーはライムチャートとなります。
濁りが入りやすい相模川では、ナチュラル系より反応が良いことが多いです。
3. OSP ハイピッチャー
本流の護岸エリアで抜群の釣果を誇るのがOSPのスピナーベイト、ハイピッチャーです。
特にブレードがガンメタのスティールシャッドは、ブレードのフラッシングが程よく抑えられるため、バスに対してアピールし過ぎない点が相模川のスレバスに効き目抜群です。
相模川は広大なエリアですので、手返しの良いスピナーベイトは釣れる確率がグンと上がります。
相模川のバス釣りのコツ
難攻不落の相模川を攻略するのに一番大切なことはポイント選びです。
周辺には所狭しとアシ、立木、テトラなどが点在していますが、バスのストック量が多いエリアはかなり限られてきます。
今回ご紹介したポイントは、相模川の中でも「超」が付くほどの有名エリアです。激戦区ではありますが、確実にバスがいるポイントで釣りをすることが釣果に結びつきます。
今回の記事でご紹介したルアーをチョイスしていただければ、更に釣れる確率は上がること間違いなしです。
投稿者プロフィール
- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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