今回は夏のバス釣りテクニックをご紹介いたします!
炎天下の中で待望の一匹を釣り上げるためのポイント選びからおすすめルアーまで徹底解説いたします!
まずは夏バスの状態を理解しよう!
夏バスと言えば「トップウォーターゲームの季節だ!」という方は多いのではないでしょうか?
夏はエキサイティングなバス釣りを楽しむことができる貴重なシーズンです。
ただし真夏の炎天下での釣りは、バスだけでなくアングラーにとっても辛い季節でもあるのです。
春や秋のように終日同じパターンでの釣りが通用しないのが夏の難しさでもあります。
今回の記事でご紹介する夏バスパターンを参考に、是非とも「熱い!」エキサイティングなサマーパターンを楽しんでいただければと思います。
夏バスを釣るための3つの条件
やみくもに釣り歩いては夏の釣りは体力が持ちません。
夏バス攻略は「的を得た釣り」とうのがキモになります。
的外れな釣りを展開すれば当然釣れませんが、釣れるコツを理解していれば入れ食いの可能性も大いにあるのです。
これからご紹介する夏バスを釣るための条件を理解し、フィールドに向かいましょう!
流れ込み(インレット・アウトレット)
夏バスを攻略する上で、絶対に外せないのが流れ込みなどの水通しの良いエリアです。
エサとなるベイトフィッシュも集まりやすいので、捕食スイッチの入ったバスが入れ替わり立ち代わり入ってきます。
先行者がいたとしても、1日を通してバスが集まりやすいポイントとなりますので、ルアーローテーションを駆使して攻略していきましょう。
日陰(シェード)
真夏の日差しはバスの体力も奪いますので、日中の直射日光を避けられる日陰にバスは身をひそめます。
オーバーハング、アシの奥、ゴミ溜まり、ウィードエリアなどは他のシーズン以上に一級ポイントとなりますのでチェックしていきましょう。
釣りをしない方からしてみたら、「なぜそんなところに投げるの!?」と思うくらいストラクチャーの奥の奥へ入れ込むことで釣れる確率がグンと上がります。
朝マヅメ・夕マヅメ
夏の1日の中で一番涼しい時間帯である「朝マヅメ・夕マヅメ」は夏バス攻略をする上で絶対に外せません。
バスが活発に捕食行動を行うチャンスタイムとも言えますので、1日の集中力をこの時間帯に掛けるくらいの気持ちで投げ倒しましょう。
夏の定番ルアーであるトップウォーターで釣るにはベストなタイミングと言えます。日の出と日の入りの前後30分程度が勝負です!
夏バスにおすすめのルアー5選
夏のフィールドに是非とも持っていきたいルアーをご紹介していきます。
トップウォーター
夏の朝マヅメと夕マヅメはまずトップウォーターで広範囲にサーチしていきましょう。
捕食を強く意識しているバスがいれば水面を割って食らいついてきます。
ボイルがあればペンシルベイトの高速ドッグウォーク、弱った小魚を意識するのであればポッパーをチョイスして誘いましょう。
バイトまで持ち込むコツとしては、リトリーブスピード、ポーズの長さ、アクションに変化をつけることです。
虫系
野池や木々の生い茂る湖などでは、虫がバスのターゲットとなります。
水面に落ちてくるカナブン、セミ、トンボなどをバスは狙っていますので、ノイジー系ルアー、虫系ソフトルアーが効果的です。
狙うポイントはオープンフィールド、オーバーハング、アシ際など虫が落ちてきそうなポイントすべてとなります。
誘い方は着水音を大きめに出せるよう、高めにキャストし、ロングポーズさせます。反応がなければチョンとワンアクション入れて様子を伺いましょう。
あまり長い時間掛けず、テンポよく打ち込んでいくのがコツとなります。
テキサスリグ
日中のシェードエリア攻略に欠かせないのがテキサスリグのカバー打ちです。
ラバージグではボリュームが出すぎてしまうので、暑さで食い気の落ちているバスでも口を使いやすい、テキサスリグがおすすめとなります。
オーバーハング、ゴミ溜まりはクロー系ワームを使用し、ウィードポケットを打ち込む場合はシンカーを重めのもの選び、ストレートワームをセットすることですり抜け性能が向上します。
シャロークランク
トップウォーターでバイトがない場合、少しレンジを下げて探るためにシャロークランクが欠かせません。
ロッドを立てればバジングで水面直下を探ることもできますので、水深0~1mの範囲を意識してサーチしていきましょう。
立木などのストラクチャーに当ててヒラ打ちさせたり、ウィードに引っ掛けて外すというリアクションバイトが狙えるルアーでもあります。
ノーシンカー
食い気がないシチュエーションでの切り札がノーシンカーです。
トップウォーターなどのハードルアー、テキサスリグなどの打撃系ルアーで反応がない場合に重宝します。
バイトはあるけど食い切らない場合や、アタリすらないス状況下ではノーシンカーのスローな釣りが出番と言えるでしょう。
夏のバス釣りに欠かせないアイテム
夏場は直射日光で非常に体力を消耗します。
半袖・半ズボンで釣りをしたくなりますが、露出が多いと日焼けや虫刺されの脅威にさらされます。
しっかりと日焼け対策と虫よけ対策を行いましょう。
日焼け対策
極力肌の露出を避け、ラッシュガードなど紫外線を防げる洋服を着用しましょう。
照り返しの強いボートフィッシングの場合は、サングラスとファイスマスクで顔の日焼けを防ぐことができます。
日焼けは痛くなるだけでなく、体力を消耗しますので日焼け止めも忘れずに塗っておきましょう。
飲み物
熱中症対策としてこまめな水分補給は必ず行いましょう。
釣り場には自動販売機がないことが多いので、水筒などを持参していつでも飲める状態にしておきましょう。
真夏の炎天下で水分補給をしないのは、もはや自殺行為と言えます。子連れの場合は釣りに夢中になってしまいますので特に気を付けましょう。
虫よけ
河原や野池で釣る場合は蚊の猛攻に合いますので、虫よけスプレーは必須アイテムとなります。
水の綺麗な山間部での釣りでは、ブヨやハチ、ヒルなども多くいますので、なるべく肌の露出を避けることをおすすめします。
夏バスの釣り方まとめ
夏バス攻略のコツをご理解いただけましたでしょうか?
真夏の暑さはバスも人間と同様に避けるように行動します。
フィールドをよく観察し、「今現在のシチュエーションで最適な場所はどこか?」を考察することが大切です。
あとは集中力を切らさないためにも「水分補給」「日焼け対策」「虫よけ対策」を万全にして臨みましょう。とにかく安全第一に夏のバス釣りを楽しんで下さい!
投稿者プロフィール
- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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