夏の定番!虫系ルアーを使いこなしてデカバスをゲット!

虫系ルアー

夏に大活躍する「虫系ルアー」について解説していきたいと思います。

バスの大好物の「虫」ですが、ここ最近は沈むタイプの「虫系ルアー」が主流になりつつあります。

虫系ルアーは沈ませることによって、エビやカニのような甲殻類をイミテートして使うこともできるのです。

今回の記事では「浮くタイプ」と「沈むタイプ」の虫系ルアーの特徴と使い分けについてご紹介していきたいと思います。

こんなときに使いたい!虫系ルアーの使いどころ

虫系ルアー

夏場に威力を発揮する虫系ルアーですが、セミ、カナブン、トンボといったようにバスの大好物である虫の動きが活発にシーズンであることが一番の要因となります。

虫が水面付近を飛び回ることでバスは水面を強く意識し、木などから落下してきた虫をバスが捕食しにきます。

メインベイトが虫となる野池や木々に覆われた湖などで威力を発揮しますので、オーバーハングアシ際などにキャストしてみましょう。

【ワンポイントテクニック】
①着水音を意図的に大きくすることでバスに存在をアピールする
②着水後はしばらく放置(5秒~10秒くらい)
③アクションは溺れている虫をイメージしてなるべく同じ場所でシェイキング

沈む虫系ルアーの実力はいかに!?

虫系ルアー

ポッパー、ペンシルベイトのような小魚をイメージしたトップウォーターとは違い、「投げる」「放置」「シェイキング」といたってシンプルな使い方となります。

それだけでバスが違和感なくバイトしてきますので、初心者にも是非とも使っていただきたいルアーです。

必要以上にアピールしないことで、バスに対してストレスなく攻め込むことができます。

それゆえ、ポイントをむやみやたらに荒らさないといった利点もあるのが虫ルアーなのです。

虫系ルアー

虫系ルアーはみんな大好き。

一口サイズだから食べやすいよね…(笑)

おすすめの「浮く」虫系ルアー5選

今でも虫ルアーといえば浮力の強いフローティングタイプが主流です。

落下してきた昆虫をイメージしながら使いましょう。

飛んでいるトンボにチェイスしている状況や、溺れている虫にバイトしている状況下で使わない手はありません!

青木虫 / バークレイ

青木大介プロがプロデュースしている青木虫は、まさにド定番な虫系ルアーと言えるでしょう。

中空ボディーとなっていますので、浮力はもちろんのこと食わせの良さもこのルアーの持ち味と言えます。

キャスト後はノーアクションでもバイトしてくるくらい、違和感なくバスの口を使わせることができるルアーとなっています。

オリカネムシ / O.S.P

折金一樹プロによって生み出されたオリカネムシは、リザーバーのオーバーハング周辺で効果絶大なルアーです。

ボディーが中空になっており、専用のフローティングフックがセットされていますのでショートバイトも逃しません。

また、根掛かり防止用のガード付きですので、ゴミ溜まりやカバー周を果敢に攻めることができます。

落水した弱々しいアクションはカップによるスプラッシュ効果で演出できます。

ビッグスパイダー / ガンクラフト

虫系ルアーの中では珍しい、クモをイミテートした見た目のルアーとなります。

10本のレッグがわずかな水流にもユラユラと反応しますので、キャスト後は放置しておくだけでアピールすることができます。

バイトがなければ軽くシェイクをし、微波動アクションで誘いましょう

ノーシンカーの他にはダウンショット、ジグヘッドワッキーのミドストも効果的ですので使い分けてみましょう。

活虫 / ジャッカル

活虫にボディーから出ているラバースカートが、ただ浮いているだけでユラユラと揺れて生命感あふれるアクションをします。

他の虫系ルアーにある微波動アクションなどとは一線を画す、スローな誘い方に適しているルアーです。

流れのあるエリアで水流に身をまかせて放置しておく釣りに適したルアーです。

バスが吸い込みやすいサイズ感も釣果につながる要素となります。

キズモ/エバーグリーン

福島健プロが考案した、リアリティーを追及した虫系ルアーがエバーグリーンから発売されているキズモです。

見た目の完成度はもちろん、浮姿勢、波紋の出方なども超リアルに再現されています。

「このルアーに出てこなければトップには出ないな」と思わせるような仕上がりとなっています。

専用フックがセットされていることでわずかなショートバイトにも対応可能です。

おすすめの「沈む」虫系ルアー5選

「バスが水面まで浮いてこない」そんな状況で活躍するのがシンキングタイプの虫系ルアーです。

シンキングといえども多くはスローシンキングとなっていますので、水面直下をユラユラと漂わせたり、フォーリングで食わせる釣りが軸となります。

バスのいるレンジに応じてネイルシンカーをセットし、ボトム付近のバスも攻略していきましょう。

2WAY / RAID JAPAN

2WAY(レイドジャパン)

参照:RAID JAPAN

2WAY は2つのボディーを持ち合わせている珍しい形状をしています。

フォール時にレッグがユラユラと艶めかしく動くさまは「生き物」そのものです。

使い方はノーシンカー、ジグヘッドワッキーなどフォーリングで誘える釣りがおすすめです。

通常の使い方で反応がない場合はボディーを分割して使うことも可能です。

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ヤゴセクター / レインズ

コスパに優れたレインズからはヤゴセクターのご紹介です。

フォール時にプルプルと各パーツが微振動してバスの食い気を誘います。

主に水生動物を捕食しているような野池などのフィールドで活躍します。

ノーシンカー以外の使い方としてはキャロライナリグがおすすめです。

沈み蟲 2.2in / 一誠

沈み蟲(一誠)

参照:一誠

オフセットフックが使いえる数少ない虫系ルアーとして、一誠の沈み蟲をご紹介します。

オフセットフックを使用できること利点は大きく、根掛かりしづらいことでカバーなどにも打ち込むことができます。

ネイルシンカーをボディーの太い方にセットすることで、バックスライドセッティングにすることもできるカバー打ちに特化した虫系ルアーと言えるでしょう。

一誠(issei) 沈み蟲 2.2 #56 シナモンブルーフレーク /バスワーム 村上晴彦

風神スパイダートレーラー / イマカツ

風神スパイダートレーラー(イマカツ)

参照:イマカツ

レッグ部にある突起物が水をしっかりと掴み、微細なアクションでバスの食い気を誘います。

高浮力素材を採用することで超スローシンキングに沈み、スレ切ったフィールドで威力を発揮します。

別売りのRVジグとの組合せでアピール力をアップさせる使い方もできますので、是非とも試してみてください。

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RV-BUG / ジャッカル

高比重素材と5対のレッグの組合せで、ゆっくりと沈みながら艶めかしくバスに存在感をアピールします。

ノーシンカーで使うと水平フォールしますので、よりレッグの微細アクションを活かすことができます。

ノーシンカーでは落下して沈みゆく昆虫をイメージし、ダウンショットでは水性昆虫や甲殻類をイメージしながら使ってみましょう。

虫系ルアーに最適なタックルをご紹介

【ロッド】

虫系ルアーには軽いルアーをキャストすることができるスピニングロッドがおすすめになります。

アクションはL~MLの固めのものを選び、長さは6ft6inくらいの遠投性能に優れる長めのロッドが理想的です。

【リール】

軽量な虫系ルアーにはスピニングリールがベストマッチします。

番手はバス釣りに最適な2500番を使いましょう。

手返しよく釣ることを考えると、ルアーの回収が早いハイギアモデルがおすすめです。

【ライン】

オーバーハングやゴミ溜まりなどのストラクチャーを攻めるために強度のあるPEライン(0.4号~0.6号にリーダーはフロロ4lb~6lb)をセットしましょう。

軽いルアーも遠投することができ、不意のデカバスにも臆することなく対応することができます。

虫系ルアーまとめ

虫系ルアーでバスを狙う

夏の定番の虫系ルアーですが、シンキングタイプをうまく活用することで攻略する幅が一気に広くなりました。

水面からボトムまで攻めることができる虫系ルアーはまさに万能ルアーと言えるでしょう。

一口サイズのボディー形状がスレたバスにも効果的ですので、「まずは1本」といった状況で是非とも試していただきたいと思います。

投稿者プロフィール

moto
moto
バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!