90年代後半に小学生だった方、中学生だった方なら「グランダー武蔵」という伝説的漫画をご存知かと思います。
当時コロコロコミックで連載されていた漫画で、今でも爆発的人気を誇るポケモンが誕生した時期でもあります。
当時小学生5~6年生の釣り好き吉だった筆者の心に当然のごとく突き刺さり、毎週テレビにくぎ付けだったのを今でも覚えています。
当時を知る方には懐かしいルアーとして、グランダー武蔵ルアーを中心に語りつくしていきたいと思います。
グランダー武蔵とは?
グランダー武蔵とは1996年から2000年に掛けてコロコロコミックで連載されていた漫画のことで、子供達を中心にバス釣りブームの火付け役と言っても過言ではありません。
バス釣り界のレジェンド、村田基氏が監修していたこともあり、グランダールアーは本格派そのもので、釣果も期待を裏切らない仕上がりとなっています。
2019・2020年のフィッシングショー(現:釣りフェスティバル)の「クール・アングラーズ・アワード」に輝いた山下健二郎さん(三代目 J SOUL BROTHERS)も授賞式でグランダー世代であることを発言されており、現役のバサーや釣り好きにも多大な影響力を与えた漫画だと言えます。
意外と釣れる!?おすすめのグランダー武蔵ルアー5選
では早速ですが、筆者が小学生~中学時代のバス釣り黄金期に活躍したグランダー武蔵ルアーを5つご紹介いたします。
あまりにも出番が多かったため、ロストしてほぼ手元に残っていないのが残念です・・・。
今ではメルカリを中心としたフリマアプリでもレアルアーとして高額取引されていますので、中古釣具店で見つけた場合は即買いです!
①スケルトンG
主人公の風間武蔵が愛用するスケルトンGは、グランダー武蔵ルアーを語る上で外すことのできない1軍ルアーです。
14gと十分なウエイトがありますので、おかっぱりでも十分な遠投性能があります。
早巻きしてもバランスを崩さずに泳ぎ、ジャラジャラとラトルを響かせながらバスに強烈にアピールします。
筆者は定番の黒ベースをよく使っていましたが、シルエットがはっきりするため夜釣りでの反応が良かったです。
②オルカイザー
見た目の通り、シャチやイルカを模したトップウォータープラグです。
水面を滑るようにドッグウォークし、メタリック系のボディーのフラッシング効果が魅力的なルアーです。
その後に発売されたキングオルカイザーも似たようなアクションですが、見た目はキングオルカイザーの方が筆者は好きでした。
遠投性能があまりないため、柔らかいMLアクションのロッドが扱いやすかったのを記憶しています。
③スケルトンミノー
スタイリッシュなデザインで、今でも違和感なく使えてしまうかっこいいミノーです。
筆者は山中湖のボートフィッシングなどでミドルレンジを攻略する際によく使っていました。
スローリトリーブ~早巻きでもしっかりと安定して泳ぎきってくれる優秀なルアーとなっています。
抜群の遠投性能からおかっぱりでもよく使っていましたが、潜行深度が比較的深いため、根掛かりでロストした悲しい記憶があります。
④ぎょろっち
大きな可愛らしい目が特徴のバイブレーションですが、見た目とは裏腹によく釣れるルアーとしてグランダー武蔵ルアー愛好家の中では溺愛している方も少なくありません。
集魚力は抜群で、力強いバイブレーションで広範囲に存在感をアピールします。
筆者もお気に入りで出番の多いルアーでしたが、バイブレーションという特性から根掛かりも多く、当然手元には残っていません。
⑤ブラッディーローズ
ぎょろっちと同じく、おかっぱりでランガンする際に重宝していたルアーです。
ブラッディーローズは少し小ぶりなフォルムなため、野池などの小規模エリアで大活躍したバイブレーションです。
村田基氏が実際に釣っている写真に影響されたのは言うまでもありません。
グランダー武蔵ルアーだけじゃない!懐かしの激釣れルアー5選
続いては、グランダー武蔵ルアーと同じく当時の小中学生のタックルボックスに必ず入っていたルアーや、並んででも買いたかったレアルアーをご紹介したいと思います。
①バスパー/ケンクラフト
30代以上の方はご存知かと思いますが、「ケン、フィッシュオン!」でおなじみの千夜釣行で一世を風靡したのがケンクラフトです。
中でもこのバスパーは上州屋で手軽に購入できたこと、メ〇バスの某トップウォーターに似ていたことから、お金のない中高生であれば誰でも持っていたルアーと言えます。
かっこいいデザインと、一口サイズの小ぶりなサイズ感が野池で大活躍していたのを覚えています。
②リニージクワイエット/ケンクラフト
こちらもメ〇バスのルアーにそっくりなペンシルベイトです。
動きは軽快で、水面をスライドするようにドッグウォークする様は、まさに某ペンシルベイトにそっくりでした。
飛距離も抜群でしたので、朝一のおかっぱりと言えばリニージクワイエットでした。
③アライくん/ズイール
アライくんは今でもレアルアーとしてバス釣り業界の名作と言われていますが、当時からプレミア価格がついていて、中高生には到底買える代物ではありませんでした。
当時の購入価格が3千円くらいでしたので、フィールドで投げることはなく、リビングに飾ってあったことをよく覚えています。
数年後に使ってみると、愛嬌のあるチマチマアクションで夏場は最強のルアーであることに気づきました。
④ウォーターソニック/ウォーターランド
筆者は今でも現役バリバリで使用していますが、当時のウォーターランドと言えば超がつくほどの人気ルアーでした。
それもそのはず、ミラクルジムこと村田基氏が手掛けるブランドで、シンプルでスタイリッシュなデザインが学生ながら非常に引き付けられました。
圧倒的な飛距離と、テクニック不要のただ巻きがメインですので非常に重宝しました。
⑤キャラクターデザインのルアー
90年代後半は空前のバス釣りブームでしたので、ルアーメーカーだけでなく、おもちゃメーカーもこぞって商品を出していました。
ポケモン、ウルトラマン、少年アシベ、ラスカルなどなど、おもちゃのようなルアーが豊富で楽しかった時期でもあります。
当時はあまり興味を持っていませんでしたが、童心に帰って令和の時代にあえて投げ倒したいルアーだとなと思います。
グランダー武蔵ルアーまとめ
90年代後半のバス釣り界の勢いはとにかくすごかったのを覚えています。
ガラケーすらまだ珍しい時代でしたので、情報収集と言えばテレビや雑誌が主流でした。
今の時代のようになんでもかんでも気軽に検索して調べたり、ネット通販で簡単にルアーを手に入れることができませんでしたので、ある意味ワクワクする良い時代でした。
今回の記事をきっかけに、当時モノのルアーを中古釣具店で探してみてくれたら嬉しい限りです。
投稿者プロフィール
- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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