バス釣り好きの皆さんは冬場の期間をどのように過ごしておりますでしょうか?
冬場はオフシーズンという方もいらっしゃるかと思いますが、是非とも冬場はメタルバイブだけを持ってフィールドに向かいましょう!
何と言っても冬場の1本は格別です。寒さを我慢しただけ嬉しさが倍増します。
今回は冬場の強い味方、「メタルバイブ」について使い方やテクニックをご紹介していきたいと思います。
メタルバイブとは?
メタルバイブとはその名の通り、金属の鉄板で作られたバイブレーションのことを言います。
プラスチック製のバイブレーションよりも空気抵抗が少ないためよく飛びます。
更には水の抵抗も少ないため、沈降スピード、アクションのキレが良いという特徴があります。
小ぶりでありながら優れたロングキャスト性能、低活性時の食わせる力など、冬の釣りでは欠かせないルアーとなっています。
詳しい使い方は後ほどご紹介いたしますが、基本操作はただ巻きとリフト&フォールという扱いやすいルアーとなっていますので、初心者の方にもおすすめです。
バス釣りにおすすめのメタルバイブ
メタルバイブは基本的に各メーカー金属の鉄板をベースにして作られているため、使用する際はカラーやウエイトを意識して使い分けましょう。
今回は数あるメタルバイブの中から、是非ともおすすめしたいメタルバイブに絞って5つご紹介していきたいと思います。
①エバーグリーン リトルマックス
リトルマックスは高い遠投性能、ラインナップの豊富さが魅力的なメタルバイブです。
カラーは1/4ozが24色とカラーバリエーションの多さが際立ちます。
ウエイトは1/8oz~1/2ozとなっていますので、スピニングタックル、ベイトタックルどちらでも扱えます。
リフト&フォール時に逃げ惑う小魚のようなイレギュラーなアクションが低活性なバスに効果的です。
②ジャッカル ノッキンジョー
ノッキンジョーの最大の特徴であるアゴの部分は、水の抵抗を受けて強いバイブレーションを発揮します。
また、クランクベイトのリップのような役割も果たしますので、ボトムやストラクチャーにコンタクトした際にロッドを通じて水中の状況をいち早く知らせてくれます。
アクションについては、3つのラインアイを使い分けることで、ナチュラルアクションから力強いアクションまで変更可能です。
③メガバス ブレーディングX
ブレーディングXは幅広のボディーと低めの重心が特徴的なメタルバイブです。
この2つの特徴を活かした、フォーリング時にフラフラと揺れるイレギュラーなアクションがバスの食い気を誘います。
リフト&フォールでアピール力を発揮しますので、低活性で口を使いづらいシチュエーションで試してみて下さい。
④ジャッカル キーバーン
メタルバイブと言えば鉄板素材が定番となりますが、ジャッカルのキーバーンはサーキットボードを使用した珍しいタイプのメタルバイブとなります。
鉄板のメタルバイブよりもユラユラとスローなフォーリングが特徴的ですので、食わせの間を作りやすいルアーとなります。
フォールスピードを抑えたい場合や、比較的水深の浅い野池などで効果を発揮します。
⑤バークレー DEX MV
コスパ重視のメタルバイブとして、バークレーのDEX MVをご紹介です。
メタルバイブのデメリットと言えば、根掛かりがしやすくロストしやすいルアーという点です。
DEX MVは他社のメタルバイブと比較して半額程度で購入することができますので、臆することなくボトム付近を攻め込むことができます。
アクションも切れのいいバイブレーションでしっかりと泳いでくれます。根掛かりしづらいよう、ダブルフックが標準装備という点も見逃せません。
メタルバイブを使うときのおすすめタックル
小ぶりなサイズ感のメタルバイブですので、ML~Mアクションのバーサタイルロッドが最適です。
特に冬場はメタルバイブを中心とした釣りを展開することが多いので多いので、ルアーサイズに合わせた使いやすいタックルをチョイスしましょう。
おすすめのロッド
ただ巻きとリフト&フォールを中心とした釣り方になりますので、軽さと感度を兼ね備えたロッドが適しています。
わずかなショートバイトを弾かないためにも、レギュラーテーパー~ファーストテーパーの硬すぎないロッドがおすすめです。
長さに関しては、おかっぱりであれば6.6f前後の操作性と遠投性能を両立した長さが良いでしょう。
おすすめのリール
メタルバイブの釣りはリフト&フォールを多用しますので、ラインスラッグを素早く巻き取ることができるハイギヤモデルのリールが最適です。
ただ巻きする際もボトムスレスレをトレースしやすいので、ハイギヤであれば楽に釣ることができます。
おすすめのライン
ラインに関しては好みの問題もありますが、適度な伸びがあるナイロンラインが使いやすくておすすめです。
冬の低活性なバスはショートバイトであることが多く、わずかなアタリでも乗せやすいナイロンラインが適していると考えます。
小ぶりなメタルバイブをアクションさせやすいよう、太さは10lb前後をチョイスしましょう。
メタルバイブでのバス釣りテクニック
メタルバイブの使い方はいたってシンプルで、2つのテクニックを駆使して探りましょう。
春~秋と違い、釣れるチャンスがもっとも低い季節となりますので、とにかく手数を多く稼いでバイトチャンスを作りましょう。
ただ巻き
基本操作となるのがただ巻きです。
どのルアーでも基本的にはただ巻きからスタートして水中の変化や反応を探りましょう。
フォールのカウントやリーリングのスピードに変化をつけながら繰り返しキャストすることで、その日のパターンが見えてきます。
リフト&フォール
深場を狙い打ちする場合はリフト&フォールがメインの誘い方になってきます。
まずはボトムまで落とし、ロッドの上げ下げでリアクションバイトを誘います。
ただ巻き同様、変化をつけることが大切ですので、ロッドのストローク幅を広げてみたり、ショートピッチで誘うなどその日のパターンを探りましょう。
水温の安定しているボトムから50cm程度の付近をイメージしながらアクションすると良いでしょう。
冬のバス釣りならメタルバイブ
寒さに弱いブラックバスですので、トップシーズンと比べれば釣れる確率はグンと下がります。
とにかくキャスト回数を意識して増やし、バスの目の前を通す確率を上げていきましょう。
冬場は野池のような小規模なフィールドの方がバスの居場所を特定しやすいのでおすすめです。
その際は池を輪切りにするように刻んでキャストしていくとバスに出会えるチャンスが一気に上がります。
また、水温の安定しやすい最深部にバスが溜まりやすくなりますので、池であれば中央部を中心に狙って釣りましょう。
1回通したら終わりではなく、何度も何度もトレースすることが攻略のカギとなります。
メタルバイブでのバス釣りまとめ
今回は冬場の釣りを想定してメタルバイブの使い方をご紹介してきましたが、春~秋でも十分に釣れるポテンシャルを持ったルアーと言えます。
一口サイズのルアーサイズはスレたバスにとにかく有効的ですので、ソフトルアーにも反応しないようなシチュエーションで切り札として活躍します。
是非とも今回の記事を参考に、メタルバイブが苦手な方、使ったことがない方は試してみて下さい!
投稿者プロフィール
- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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