青森県の十三湖は東北を代表するシーバス釣りスポットです。
汽水湖特融の複雑な潮の変化と豊富な栄養で河口付近はベイトが豊富です。
十三湖はシーバスの数釣りも型狙いもできるので、初心者から玄人まで幅広く楽しめるフィールドです。
十三湖について
今回の釣行では青森県のシーバスの聖地『十三湖』を紹介します。
十三湖は青森県津軽半島北西部の日本海岸にある汽水湖のエリアです。
名前の通り湖に十三の河川が流れ込んでおり、南北7km、東西6km、周囲31.4 ㎞と青森県で3番目に大きい湖です。
ベイトが豊富で湾内、河口付近どのエリアでもシーバスが狙えます。
特に河口付近は人気エリアでハイシーズンにはアングラーが5m~10m間隔で釣りをしている人気スポットもあります。
また汽水湖特有の居着きのシーバスと回遊のシーバスが混在しているため、2パターンの釣り方でシーバスを楽しむことができます。
アクセスは公共機関が整備されていないため、車で東北自動車道浪岡 IC から約17km(所要時間は約20分)、津軽自動車道五所川原北 ICから国道399号線を利用して約30㎞(所要時間は約35分)となります。
十三湖のシーバス釣りテクニック
今回は人気エリアの河口付近での釣り方に関して説明をしていきます。
おすすめのルアーは「鉄板バイブレーション」です。
理由は飛距離を出せてボトム(底)を取ることができるからです。
十三湖でシーバスを狙う際は流心までルアーを飛ばす飛距離が大切になってきます。
そのため風の抵抗を受けにくく、飛距離を出すことができる鉄板バイブレーションは必ず持っていきたいルアーの1つです。
アクションはただ巻きで一定のレンジ(深さ)を泳がせるのも良いですが、ボトムまで沈ませてからリフト&フォールをするのが1番効果的です。
ただし、手前にテトラが沈んでいるため根掛かりには要注意が必要です。
流心まで遠投して、ボトムを取るまでステイ。
リフト&フォールで何度か探ったら根掛かる前に回収する。
これが十三湖でシーバスを狙う際の鉄板の釣り方となります。
十三湖は汽水湖になるため河口付近ではシーバスの他に、ボラ、ヒラメ、青物、アカエイ、ウグイが外道として釣れます。
餌釣りを行う場合は、河口に近づけば近づくほど複雑な海流が生まれるため、湖内側に近い河口付近で釣りを楽しむアングラーが多いです。
餌は川エビを使用している方を多く見受けられます。
十三湖のシーバス実釣偏
実際に河口付近にエントリーしてきました。
この日の潮の流れは中潮で満潮が2時付近だったため、前日の22時に現地に到着しました。
セオリー通りまずは鉄板バイブレーションを使用してシーバスを狙います。
この日は前日の雨の影響もあり、濁っていたためカラーはピンク系を選択しました。
22時の時点では湖内の流れが強く、ルアーは海側へ流されるような状況。
周りのアングラーも辺りがない様子で時間だけが過ぎ、0時を過ぎた辺りから潮の流れが変わり、ルアーが流されずにまっすぐ戻ってくるようになりました。
その頃からシーバスが回遊してきたのか、または捕食スイッチが徐々に入り、ルアーに興味を持ち始めたのかバイトが数回出現!!
眠気が覚め、ロッドを持つ手に緊張が走ります。
何度かバイトはあるが乗らない状況が続いため、ピンク系からナチュラルカラーのブルー系にルアーチェンジを決心します。
ルアーチェンジから数分後
ついに待望の時が!!
いったんボトムまでルアーを沈ませて、リフト&フォールを数回行っていると、フォール中に「ガツンッ!!」と大きな当たりが!!
すぐに合わせて、手前にテトラがあるので根ズレ回避のためドラグを占めて強引にパワー勝負です!!
パワー戦に持ち込んだ結果、テトラに潜られることなく無事シーバスをキャッチすることができました。
十三湖のシーバス釣りまとめ
十三湖はフィールが広く、足場が安定しているため初心者におすすめの釣り場です。
ぜひ青森県に来た際は十三湖によってシーバスを狙ってみてください。
前述の通りできるだけ遠投ができるタックルで挑むことが十三湖のシーバス釣りを攻略するテクニックとなります。
ベイトの回遊ポイントをロングキャストで幅広く探っていきましょう。
尚、近くにコンビニがないので水分・食料は事前に準備しておくことをおすすめします。
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- いろんな魚種の釣り楽しんでます。
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