震生湖のバス釣りポイントとルアー選び

震生湖

歴史の浅い湖でありながら毎週のように釣り人が訪れる神奈川県の穴場スポット「震生湖」のバス釣りポイントとおすすめルアーを徹底解明しちゃいます。

震生湖までのアクセス

震生湖には無料の駐車場が用意されているため、車かバイクでの釣行がおすすめです。東名高速道路「秦野中井インターチェンジ」より10分ほどで到着します。下道の場合は国道246号「堀川入口」から秦野中井インターチェンジ方面へ進み、「震生湖入口」右折すれば到着します。

震生湖のバス釣りについて

震生湖は関東大震災の際に生まれた『日本で一番歴史の浅い湖』です。湖の周囲は1kmほどで、最大水深も10mと、湖というよりは野池に近い規模のフィールドとなります。

インレット、アウトレットは共になく、地下の水脈が水源となります。

余談ですが、「インレット」は湖に注ぎ込む川や水源の流入部、「アウトレット」は湖から流れ出る放出口のことを指します。いずれも小魚が多く、バスが溜まりやすいポイントです。しかし震生湖にはインレットもアウトレットも存在せず、地下のどこかで水源と繋がっている不思議な湖なのです。

ヘラブナ釣り用に有料で桟橋を利用することが可能ですが、バス釣り向けには開放していないので注意が必要です。震生湖は歩いてでも1周できてしまう規模ですので、ポイント選びと状況に合わせたルアーセレクトがキモとなります。

震生湖のバス釣りポイント

駐車場前

湖畔にある駐車場の前に小さなワンドがあり、小バス、ギルが溜まりやすいエリアとなっています。足元にあるアシ、オーバーハング周辺にバスが回遊してきますので、まずはこのエリアからチェックしていきましょう。

虫系ワームから始め、反応がなければミミズ系ワームのノーシンカーワッキー、スモラバとレンジを替えて探りましょう。震生湖はミミズが豊富にいますので、非常にストレートワームに反応の良いフィールドでもあります。

足場が少し高いため、ベイトフィネスを活用することでキャッチ率が格段にあがります。

ボート屋前

足元が護岸されている場所から沖へ向かってキャストのしやすいポイントです。

緩やかにカケアガリになっているので、シャロークランクでボトムノックしながらリアクションで狙っていきましょう。へら釣り用のロープがあるので注意が必要です。

ここでも忘れてはいけないのが、足元のカバー周りです。ハードルアーで広範囲に攻めていきながらも、スモラバでカバーを丁寧にチェックしていきましょう。必ず魚はカバー周りについているので油断は禁物です。

20~30cmのバスは比較的イージーにキャッチできます。

バス

桟橋前(西側)

震生湖は桟橋での釣りが禁止されていますが、桟橋周囲も貴重なポイントとなります。桟橋の際にギルの稚魚がついていることが多く、それを狙ってバスも回遊しています。

また、ヘラ釣り用の桟橋付近もバスが溜まりやすいポイントですが、桟橋のシェードよりもオーバーハングしたエリアの方が狙いやすく、バスのストック量も多い印象があります。

まずは岸際から落ちてくる虫を意識しながらノーシンカー、スモラバを打っていき、ブレイクラインをダウンショットで探りましょう。

バス

バスが浮いていない時はダウンショットでレンジを下げて探ってみよう!

落ち葉エリア(北側)

湖の一番北側のポイントは日中も日陰となっているため、夏場でもバスが過ごしやすい環境がそろっています。

南側と比べるとオーバーハングなど目に見えるストラクチャーは少ないのですが、カケアガリと沈み物にバスがついているので丹念に探りましょう。ダウンショットで根掛かりがしやすい場合はノーシンカーのズル引きで攻めてみましょう。

震生湖の中ではキャストのしやすいポイントですので、朝マズメと夕マズメにトップウォーターで広範囲に攻めるのも面白いです。

震生湖のバス釣りにおすすめのルアー

バークレイ アオキムシ

オーバーハングの下にキャストして10秒ほど放置します。反応が無ければワンアクション入れましょう。

チマチマと溺れている虫をイメージすると良いでしょう。

レインズ スワンプ – クマタロウ&リンタロウ

ミミズが生息しているエリアでは絶大な釣果を誇るワームです。ノーシンカーワッキーで表層を探るも良し、ネイルシンカーを入れてボトムを探るも良しの万能ワームとなります。

震生湖は水深が浅いので、ノーシンカーの方がバスに対して「見せる」時間が稼げます。

メガバス POP-X

言わずと知れたメガバスの名作ルアーです。弱った小魚を演出すれば必ずやバスがヒットします。

震生湖でのバス釣りまとめ

周囲1kmほどの小規模なポイントですので、やみくもに攻めてしまうとすぐにスレてしまいます。

震生湖でのコツはバスの居場所を早々に発見すること、カバーにできるだけタイトに打ち込むことの2点です。バスの反応がなくても再度入り直すと釣れるパターンもありますので、手数が勝負の鍵となります。

1日中釣りをするほどのポイントもありませんので、朝マズメ、夕マズメの前後1時間だけでもピンポイントに攻略していけば2桁も難しくないエリアですので是非チャレンジしてみてください!

投稿者プロフィール

moto
moto
バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!