
今回は秋のバス釣りテクニックと攻略方法をご紹介いたします。
秋はバスを釣るのに最適な季節ですが、狙いを間違ってしまうと絶好のチャンスを台無しにしてしまいます。
秋のバス釣り攻略キーワードは「ベイトフィッシュ」と「水通し」です!
秋バスってどんな状態?

真夏の暑さも落ち着き、ブラックバスも人間と同じく「食欲の秋」となります。
いわゆる「秋の荒食いシーズン」となりますので、ハードルアーなどでのテンポの早い釣りが面白くなってきます。
バスは冬に備えてベイトフィッシュを追い求めますので、ポイント選びとルアーセレクトが攻略のカギとなってきます。
今回の記事では秋の攻略方法とおすすめのルアーを中心にご紹介していきたいと思いますので、是非とも参考にしていただければと思います。
秋のバス釣り攻略のカギを握るのはこの2つ!

春バス、夏バスと違い、ポイントを絞り込みづらいのが秋の釣りとなります。
あれもこれもと試してしまうと途方に暮れてしまいますので、秋バス攻略は的を絞った釣りを展開しましょう。
意識していただきたいポイントは2つだけですので、是非とも参考にしていただきたいと思います。
①ベイトフィッシュの濃いエリアを探す

夏場は暑さをしのげる「シェード」「流れ込み」といったように的を絞りやすいのですが、行動範囲が広くなったバスを探すには「ベイトフィッシュの濃いエリア」を探すことがキモになります。
水温が落ち着き始めるとバスの行動範囲が一気に広がることはもちろん、ベイトフィッシュも盛んに動き始めるので、パターンがはまれば入れ食いします。
ただし、ポイント選びをミスしてしまうと「1匹も釣れなかった・・・」なんてこともあるのが秋の釣りの難しい部分でもあります。
水中のベイトフィッシュの状況、シラサギなど小魚を捕食している鳥の動きにも注目しながらバスのエサとなるベイトフィッシュの濃いエリアを探し出しましょう。
②水通しの良いエリアを選ぶ

秋の釣りのマイナス要素である「ターンオーバー」についても理解しておきましょう。
このターンオーバーを避けるために、夏場同様に水通しの良いインレット、ターンオーバーの影響を受けづらいシャローエリアを重点的に攻略していきましょう。
ターンオーバーの影響を受けているかどうかは、ロッドで水面をかき回して泡が消えなければターンオーバーが発生している可能性が高くなります。
どうしてもターンオーバーの影響を避けられない場合はノーシンカーやダウンショットなどのスローな釣りで攻めてみましょう。
急激な冷え込みなどで酸素量の少ない低層部の水(悪い水)が表層へと浮き出てくる現象のことを言います。表層の冷たくなった水(重い水)は底へと沈み、全体的に水質が悪化してしまいます。
秋のバス攻釣り略におすすめのルアー5選
レベルバイブ/レイドジャパン
おかっぱりの天才、金森隆志氏のこだわりが凝縮したレベルバイブはまさに秋バス攻略に打って付けのルアーとなります。
とにかく早く、広範囲に攻める秋の釣りに向いていますので、まずは手広くサーチする意味でもバイブレーションをチョイスしましょう。
このレベルバイブは「キャスタビリティー」「根掛かりのしづらさ」「レンジのキープ力」など、どれをとっても高次元で考えつくされたバイブレーションと言えるでしょう。
アスカ60SR/ジャッカル
ァットなボディーが食欲旺盛な秋バスの食い気を誘います。
ハイアピールボディー、ハイピッチアクションは早巻きでの垂直安定性、ヒラ打ちからの立ち上がりの早さに優れ、ルアービルダーでもある加藤誠司氏のこだわりが随所に感じられる仕上がりとなっています。
護岸エリアや立木が乱立しているフィールドでベストマッチなハードルアーですので、根掛かりに臆することなくガンガン巻き倒して欲しいルアーです。
バジンクランク/O.S.P
先ほどのアスカ60SRより表層に近いレンジをサーチするときに活躍します。
名前はクランクベイトですがトップウォーターとクランクベイトの良いとこ取りなルアーがバジンクランクとなります。
「トップウォーターではバイトまで持ってけない」「シャローエリアの水面直下を攻めたい」というようなシチュエーションで使ってみましょう。
根掛かりがしづらいという利点も持ち合わせていますので、バジンクランクのカバー打ちも面白い釣り方になります。
ハイカット/O.S.P
活性が低い時はスローに誘い、ベイトフィッシュが濃く、活性の高いときにはハイカットの早巻きが効果的です。
早巻きでも泳ぎの姿勢を崩すことなく泳いでくれますので、巻き終わりまでしっかりとバスにアピールしてくれます。
ウィードが生い茂っているオープンエリア、水通しの良いインレットなどベイトフィッシュの要素が強いポイントで爆発力のあるルアーと言えるでしょう。
ドライブスティック/O.S.P
「ハードルアーじゃいまいち食わせきれない」そんなときに使いたいのがドライブスティックになります。
ソフトルアーではありますが、高比重素材を活かしてミノーイングのように広範囲にサーチすることができます。
フォーリング時にはロールアクションをしながらバスの食い気を誘い、トゥイッチングでのダートアクションではルアーの存在感をしっかりとアピールします。
ハードルアーでは難しい、緩急のつけたメリハリのある釣りを展開していきましょう。
秋のバス釣り攻略まとめ

秋は夏の名残で真夏日があったり、冬のような冷え込みもある気象変動に左右されやすい季節となります。
「秋は絶対にこれ!」と言い切れない部分が多いので、その日その日の状況を読み取り、バスの食い気に合わせていく必要があります。
同じルアーでもリーリングスピードを変えてみたり、ポーズやトゥイッチを入れるなど、変化をつけた釣りを展開していきましょう。
投稿者プロフィール

- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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