この記事にたどり着いた方は「バスが釣れなくて困っている」「1匹目のバスを釣り上げたい」という方でしょう。
今回はどうしてもバスが釣れない初心者バサーのために、バス釣りのコツをご紹介していきます。
筆者もバスが釣れないバサーだった
何を隠そう、バス釣り歴20年の筆者も初バスを釣るまでに2年かかりました。
元々エサ釣りはやっていましたので、「エサ釣りの要領でしょ?」とちょい投げ用のタックルにラパラのフローティングミノーを川の本流で投げていたのを今でも鮮明に覚えています。
バスを釣るための「ポイント」「ルアー」「タックル」すべてが嚙み合っていなかったと気づくまでに2年かかりました。
その2年間、バスが釣れないことで学べたこと、バスが釣れない期間が長かったからこそできるアドバイスをまとめていきたいと思います。
そもそもバスは釣れない
テレビの釣り番組や雑誌でバスプロがバスをポンポン釣り上げていますが、釣行時間を考えると1日の中で釣れている時間はほんのわずかです。
そもそもバスが釣れていない日の方が多いと考えてもよいでしょう。
バスプロでさえ釣れない日があるのですから、これから初バスを目指すビギナーの方々が釣れないのは当然のことなのです。
いかにベテランアングラーのようにコンスタントにバスを釣りあげるかは、「腕」というよりは「考え方」が重要なキーワードになってきます。
併せてルアーフィッシングはエサ釣りよりハンディキャップが大きいこともお忘れなく。
バスが釣れないときこそ「なぜ?」を検証してみよう
「なぜ自分には釣れないのか?」「お店の一押しルアーなのになぜ釣れないのか?」など
「なぜ」を繰り返してみましょう。
釣れない理由を検証してみることで自分の間違った行動に気づかされるのです。
「ルアーチョイスはあっているが、ポイント選びが違う」などパズルのピースのように一つ一つ当てはめていきましょう。
ポイント選びは適切か
どんなに良いタックルを装備してもバスのいないフィールドで釣りをしたら当然釣れないでしょう。
まずは「釣果実績の多いエリア」を押さえましょう。
口コミの少ない秘境も存在しますが、ビギナーの方は情報量の多いフィールドでバス釣りをすることをおすすめします。
実績があるポイントで釣りをしていた方が精神的にも安心します。
釣具屋の情報、SNSなどのタイムリーな情報を念入りにチェックしておくと良いでしょう。
季節や時間帯は適切か
釣れる確率を少しでも上げるにはバス釣りシーズンの4~10月頃がおすすめです。
バスは20°前後の水温を好みますので、比較的暖かい季節を狙うと良いでしょう。
ただし、夏場の暑い時期はバスの動きも鈍ってきますので、朝、夕の涼しい時間帯か日陰となるエリアで釣りをしましょう。
間違ってでも真冬の寒い時期や、真夏の炎天下での釣行は避けましょう。
バスプロでさえ、バスが釣れる確率がガクっと下がります。
ルアーセレクトは適切か
普段投げているルアーは周りのアングラーと違いありませんか?
まずは周囲にいる釣り人が何を投げているか注目してみましょう。
・ディープエリアでレンジが適していないシャロークランクなどを投げていませんか?
・遠浅なエリアでディープクランクを引いていませんか?
フィールドやシチュエーションごとにルアー選びが変わってきます。
バスがいたとしてもルアーチョイスが間違っていては釣れません。
それどころかポイントを荒らしてしまうことも考えられます。
一番の近道は「釣れている人を真似る」ことです。
周りで釣れている人がいたらよく観察してみましょう。
タックルセレクトは適切か
初心者がやりがちな行動として、投げ釣り用のタックルをそのまま流用したり、ルアーとのバランスが悪いセッティングで釣ることです。
スピニングタックルで巻き抵抗の大きいスピナーベイトやビッグベイトを投げている人もよく見かけます。
重いルアーはパワーのあるベイトタックルで挑むのがセオリーです。
反対に、ワームでの釣りでは繊細なアタリを取ったり、ラインの動きでアタリを感じ取ります。
初めのうちは難しいかもしれませんが、まずはロッドでルアーのアクションを感じること、ボトムなど水の中をイメージすることが大切です。
そのためにもルアーに合った適切なロッドとリール選びをしましょう。
「バスが釣れない」ときに押さるべき3つのポイント
前項でバスが釣れない「なぜなぜ分析」をしてみましたが、更に踏み込んで初バスゲットに向けてのワンポイントアドバイスをしていきたいと思います。
情報収集がとても重要
フィールドに精通した地元の釣具店やボート屋の釣果情報は見逃せません。
また、TwitterやInstagramなどタイムリーな情報を掲載しているSNSも活用していきましょう。
「ヒットルアーは何か?」「ポイントはどこか?」を読み取っていきましょう。
もちろん自然が相手ですので前日の釣果情報ですら過去のものです。
当日はガラリと状況が変わっているかもしれませんが、実績のあるポイントとルアー選びはとても重要なキーワードです。
ベテランアングラーと同行しよう
周りにベテランバサーがいれば鬼に金棒です。
手取り足取りレクチャーしてもらいましょう。
ルアー選びからアクションの入れ方まで見よう見まねで繰り返し行うのです。
周りに釣り仲間がいない場合はバスガイドに同行してもらう手もあります。
筆者のように独学で右往左往しながら学ぶより遥かに近道ですし、バス釣りのイロハをレクチャーしてくれるので上達が格段に早くなります。
バスの気持ちになってみよう
「急に無茶言い始めたな?」と思われてしまうかもしれませんが、非常に大切なことです。
感覚の問題になってしまうのですが、「あそこにバスいそうだな」という思考力がバス釣りでは欠かせません。
バスはほんの少しの変化を好みます。何百メートルと続く護岸エリアでも立木が1本あったり、エグレがある場所に居付いていたりするのです。
「流れ込み」「ゴミ溜まり」「護岸のつなぎ目」など感覚的に「バスがいそう」と感じたピンスポットは必ず狙いましょう。
どうしてもバスが釣れないときこその「エサ釣り」
ルアーでどうしても釣れないときにおすすめしたいのがエサ釣りです。
「邪道だ」という声が聞こえてきそうですが、一度釣りの原点に戻ることも大切だと考えます。
「ミミズ」「モエビ」など手に入りやすく、バスが好むエサを試しに投げてみて下さい。
思いのほか簡単にバスが釣れるかもしれません。バス釣りの面白い部分でもあり、難しい部分なのはルアー(疑似餌)で釣るところにあります。
これからバス釣りを始める方、子供にバス釣りデビューさせたいと思っている方はまず「エサ釣り」で感覚を養うのもありではないでしょうか。
見えバスにエサを投げ、どんな捕食の仕方をするかなどとても勉強になる部分が多いのです。
バスが釣れない原因まとめ
バスが釣れないと悩んでいる方々に少しでもアドバイスになったでしょうか?
筆者はバスプロでもなければルアーメーカーの人間でもありません。
あくまで実体験に基づいた個人的見解を検証し、経験談として披露してきました。
初バスをゲットするまでに費やした2年にも及ぶ期間を改めて振り返り、バス釣り初心者の方の手助けになれば幸いです。
投稿者プロフィール
- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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