今回の記事では
- ポイントをランガンしまくりたい
- 誰も踏み入れていないような未開拓のポイントに行きたい
- 遠征するお金がない
このような方々におすすめしたい、バイクでのバス釣りをご紹介していきます。
抜群の機動力、維持費の安さに虜になること間違いなしです。
筆者がバイクと共に野池巡りをした経験や、整備士時代の知見を活かしたバイクの選び方をご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
バス釣りにバイクがおすすめな理由は3つ
機動力
ランガンする上でバイクの機動力は欠かせません。
駐車場の関係で車で行けるポイントは限られますし、歩いて行くにはしんどいといったケースがよくあります。
バイクであれば余程のことがない限り駐車できてしまいますし、車で入れないような細い道もガンガン入っていくことができます。
車ではアクセスできないポイントを回れる分、プレッシャーの低いエリアに絞って未開の地をランガンできるのが魅力です。
経済的
バイクは車と比べて維持費が圧倒的に安いというメリットがあります。
ガソリン代、税金、メンテナンス費用などなど、バイクは安価に済ませることができるため、学生や筆者のような懐が寂しいサラリーマンにはもってこいな移動手段なのです。
特にホンダのスーパーカブに至ってはリッター50~60kmと驚異的な燃費性能を実現していますので、「維持費をとにかく抑えたい」という方は選ばない手はないのです。
ただし排気量が250cc以上になるとバイクでも車検が必要となりますので、維持費という点で釣り用のバイクを選ぶのであれば250cc以下のものをチョイスしましょう。
自然との一体感
バイクの一番のメリットは自然を感じながら目的地に向かうことができる点です。
自然との一体感がバイクの醍醐味ですので、山を走れば森林浴、海岸線を走れば潮風を感じながら爽快な気分を味わえます。
車釣行では絶対に感じることができない体験ですので、バイク釣行ならではの世界観と言えるでしょう。
バス釣りに最適なバイクの種類とは?
ここではバス釣りに最適なバイクの排気量(大きさ)を解説していきたいと思います。
原付(50cc以下)のような小さなバイクであれば小回りが利きますし、125ccを超えるバイクであれば高速道路や長距離移動が可能となります。
ただし原付だと法定速度が30kmの規制があったり、高速道路を走れないなどのデメリットもあります。
目的別に選ばないと後々後悔してしまう可能性がでてきますので、普段の釣行スタイルに合わせてバイクを選ぶよう心掛けましょう。
筆者の見解としては、最寄りの川や野池をランガンするスタイルの方は125ccのスクータータイプをおすすめします。
中型二輪免許をお持ちでない方は、メットインの容量が大きい50ccのスクーターを選びましょう。
排気量別のメリット・デメリット
~50cc
最も排気量の小さいタイプで、機動性、経済面に優れたバイクです。日常の足としてもおすすめ。
法定速度が30kmまで、場所によっては二段階右折が必要なので注意が必要。
50cc~125cc
スクーターであればメットインが広いため原付よりも荷物を運べる。
一般道では車と同条件の法律が適用されるが、高速道路は利用できない。
125cc~250cc
大容量のメットインや荷台に積載することで荷物を大量に運搬することができる。
車と同様に高速道路の利用が可能となる。
小大きさによっては駐車スペースも検討する必要がある。
バス釣りに最適なバイク10選
筆者がこれまで乗り継いできたバイクや、釣り仲間が所有しているバイクを参考にご紹介していきたいと思います。
どれも釣りにベストマッチなバイクになっていますので、是非ともバイク選びの参考にしてみてください!
①ヤマハ/シグナスX
参照:https://www.yamaha-motor.co.jp/
筆者の周りでも所有率の高いシグナスXは、スポーティーなデザインと軽快な走りが魅力的な1台です。
高回転型のエンジン、峠道でも安定感のある足回りに定評があります。
31Lという十分すぎるメットインの広さは、フルフェイスとハーフタイプのヘルメットを収納できる大容量タイプになっています。
ちょっとした遠征にも使えますので、県内をランガンするおかっぱりバサーにおすすめです。
②スズキ/アドレスV125
参照:https://www.suzuki.co.jp/index.html
アドレスV125の魅力は何と言っても、50cc並みのコンパクトボディーで運転しやすいという点です。
最小回転半径が1.8mしかないので河原の細い道などもスイスイ走り抜け、Uターンも楽々できてしまいます。
ボディーサイズが小さいので狭い駐車スペースに止められることと、押して歩く際も軽々と移動できてしまいます。
先ほどのシグナスXの車重が118kgに対し、アドレスV125は97kgとなっていますのでいかにコンパクトサイズであるかが伺えます。
③ヤマハ/マジェスティS
参照:https://www.yamaha-motor.co.jp/
マジェスティの魅力をそのままコンパクトにしたのがマジェスティSです。
155ccのエンジンを搭載したマジェスティSは、本家のマジェスティとシグナスXの丁度間に位置するモデルですので、両者の良いとこ取りなバイクとなっています。
高速道路の利用が可能になりますので、中距離~長距離の移動に適したバイクと言えます。
遠征をよくする方は、走行安定性と疲労感が蓄積しづらいマジェスティSはおすすめです。
④ホンダ/PS250
参照:https://www.honda.co.jp/?from=navi_header
メーカーのコンセプト自体が「ラフ」「タフ」「ブコツ」ですので、まさにアクティブなバス釣りシーンにもってこいなバイクです。
メットインはありませんが、後付けで荷台に収納ボックスを装着したり、ロッドホルダーを取り付ければ1ピースでも2本は持ち運びが可能です。
まさに釣りの「道具」としてラフに使えますので、アイディア次第で個性的な専用バイクに仕上げることができます。
250ccですのでツーリング気分で遠征を楽しみましょう!
⑤ヤマハ/セロー250
参照:https://www.yamaha-motor.co.jp/
山間部のリザーバーなど、道なき道を突き進むスタイルの方におすすめなのが、ヤマハのセロー250です。
250ccでありながらボディーサイズも小さく、軽量な車体ですので身体の一部のように操ることができます。
足つきの良さから、オフロード車が初めての方や女性にもおすすめできるバイクです。
トライアル気分で道なき道をツーリングしながら釣りを楽しみましょう。
⑥ヤマハ/トリッカー250
参照:https://www.yamaha-motor.co.jp/
オフロードタイプのトリッカー250は、250ccとは思えないようなコンパクトな車体と軽快な走りと扱いやすさが魅力的な1台です。
最低地上高は280mmもありますので、スクーターでは侵入できないような悪路も難なく走破してしまいます。
タックルをカバンに詰め込んで河原や野池をランガンするスタイルに最適なバイクです。
シート高は810mmとオフロード車でありながら足つきが良い点も見逃せないポイントとなります。
YouTuberでもあり、釣り仲間でもある義弟の愛車ですので動画でじっくりとご紹介いたします。
⑦ホンダ/クロスカブ
参照:https://www.honda.co.jp/?from=navi_header
ホンダの言わずと知れた名車、カブシリーズからアクティブユーザー向けのクロスカブが登場しました。
耐久性、整備性を高めた新型エンジンは最低地上高を高くしているため悪路でも臆せず走行できます。
当然燃費の良さはカブ譲りですので、クロスカブも1リッターあたり60kmオーバーと圧倒的な燃費性能を誇ります。
アウトドアがコンセプトになっていることもあり、ロッドホルダーなど様々なアフターパーツがラインナップされているのが魅力的です。
⑧ホンダ/ベンリィ110
参照:https://www.honda.co.jp/?from=navi_header
「THE仕事用バイク」のベンリィ110ですが、無駄を省いたシンプルな仕様であることから、アウトドアテイストに味付けできる魅力を持ち合わせたバイクです。
ボディーサイズは50ccのベンリィ50とほとんど同じですので、コンパクトで扱いやすい大きさになっています。
フルフラットのキャリアは収納ボックスなどを簡単に固定することができますので、自分オリジナルの釣り仕様バイクに仕上げる楽しみ方もあります。
近場のフィールドでゆるりと釣りを楽しむスタイルの方におすすめのバイクと言えるでしょう。
⑨ヤマハ/VOX
参照:https://www.yamaha-motor.co.jp/
中型二輪免許がないという方は、原付でありながら34Lという大容量の収納スペースを搭載したVOXがおすすめです。
125ccのシグナスXよりも広いメットインとなっていますので、タックルボックスや長靴など様々なアイテムを収納することができます。
横開きのシートは出し入れも楽々ですので、ポイントに着いたらすぐに準備して釣りができるので大変便利です。
⑩ホンダ/ズーマー
参照:https://www.honda.co.jp/?from=navi_header
横ノリ系なデザインのズーマーは、バイクも道具の一つとして考えるのにふさわしいバイクです。
フレームむき出しの外観に極太タイヤを装着したルックスは、まさに「遊びの道具」と言えるのではないでしょうか。
メットインがないため収納スペースを自作したり、必要最低限のタックルをカバンに入れてフィールドに向かいましょう。
無骨なスタイルが遊び心をくすぐりますので、バイクでの釣りが楽しくなること間違いなしです。
あると便利なバイク用アイテムはこの3つ!
バイク釣行ではノーマルの状態ですと少し不便に感じることが多いので、必ず用意したい便利アイテムを3つご紹介いたします。
どれか一つでも準備すれば飛躍的にバイク釣行が楽になりますので必見です!
ロッドホルダー
本格的にバイクで釣りに行く方は必ず準備しましょう。
1ピースロッドしかないという方は、ロッドホルダーを装着しないと股に挟んだ状態で運転することになります。
ロッドを落下させてしまうと周りに迷惑を掛けてしまうだけでなく、自分自身もケガする可能性がありますので非常に危険です。
ロッドホルダーは車種ごとにラインナップされていますので、インターネット通販などで購入しておきましょう。
車種に適合していないという方は、塩ビのパイプなどで簡単に作製することができますのでDIYで自作してしまいましょう。
収納ボックス
PS250やオフロードタイプのバイクの方は特に収納ボックスが必要になってきます。
カバン以外に収納があるとルアーケースや予備のラインといった装備品をより多く積み込むことができます。
スクーターの荷台に後付けすればさらに収納力が増しますので遠征のときに大変役立ちます。
パックロッド
どうしてもロッドホルダーを付けたくないor付けれないという方はコンパクトに収納できるパックロッドがおすすめです。
ここ最近のパックロッドは各メーカーから様々なタイプのものがラインナップされており、振出し式やマルチピースロッドなど選択肢は広くなっています。
カバンやメットインにすっぽりと収納できますので予備のロッドとしても重宝します。
バス釣りでバイクを使用するデメリット
バイクでの釣行は決してメリットだけではありません。
当然不都合なことも多々ありますので、デメリットも十分に考慮してバイク釣行を楽しんでください。
悪天候時に辛い
自然との一体感が魅力的なバイクですので、悪天候時にはとてつもなく辛い思いをします。
- 土砂降り
- 爆風
- 真夏の炎天下
- 真冬の夜
このようなシーンでは地獄のような移動になってしまいます。
もはや罰ゲームといっても過言ではないような状況ですので、移動中に体力を消耗してしまうのがバイク釣行のネックな部分となります。
転倒のリスクがある
バイクで気をつけたいのが転倒などの事故のリスクです。
ロッドや収納ボックスなどフル装備で運転すると、風の抵抗も大きくなりますし、車幅感覚も取りづらくなってきます。
二輪車は車よりケガをする確率がどうしても高くなってしまいますので、安全第一で運転するよう心掛けましょう。
普段の運転では大丈夫であっても、バイク釣行時はスピードの出し過ぎとすり抜けは絶対にNGです。
荷物が限られる
バイクの最大のデメリットとも言えるのが積載量です。
車ではあれもこれもとロッドを数本用意して万全の体勢で臨みますが、バイクだとそれができません。
ルアーも大きなタックルボックスごと運搬できませんので、必要最低限のアイテムに絞って釣行する必要が出てきます。
このことから「常に万全の体勢で釣りに臨みたい!」という方には不向きなスタイルにならざるを得ません。
バス釣りおすすめバイクまとめ
バス釣りの移動手段としてバイクを活用すれば、車では行けなかったようなマル秘ポイントや「え?こんなポイントあったの?」といった新たな気づきに出会えるはずです。
バイク釣行はポイントをランガンし放題なおかっぱりでの機動力はもちろん、経済的でお財布にも優しいなどメリットが盛りだくさんです。
是非みなさんもバイクをフル活用してバス釣りの魅力をさらに味わっていただければと思います!
投稿者プロフィール
- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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