釣り初心者が堤防釣りから始めるべき5つの理由

初心者にもおすすめの堤防釣り

釣りを始めたいけど、必要な道具や釣り方がよく分からない。

そんな釣り初心者におすすめしたいのが堤防釣りです。

堤防釣りは揃える道具が少なく、釣り方によっては初心者でも簡単に魚を釣り上げることが可能です。

そもそも堤防とは

そもそも堤防釣りの堤防とは具体的にどのような場所を指すのでしょうか。

海面に対して垂直に面している壁や港から伸びている長い防波堤を堤防と呼びます。

コンクリートで作られていることがほとんどで、浅い場所がなく足元付近から水深が深いのが特徴です。

水深が深いものの、足元付近であれば魚影を確認できる場合があるため狙いをつけやすいでしょう。

関東では堤防釣り、関西では波止釣りと呼びますが、2つに大きな違いはありません。

初心者にもおすすめの堤防釣り

釣り初心者に堤防釣りがおすすめな5つの理由

1. 必要な道具が少ない

堤防釣りを開始するために最低限必要な道具は、竿・リール・釣り糸・仕掛け・餌です。

釣った魚を入れておくために水汲みバケツやクーラーボックスもあると良いでしょう。

釣具屋などでは必要な道具の揃った初心者セットが販売されていることもあり、5000円くらいで揃えることができる場合も。

使用する竿は磯竿がおすすめです。

サビキ釣りなどを想定して、3メートルくらいの釣り竿がマルチに活躍してくれることでしょう。

※転落の危険性があるので安全確保のためにもライフジャケットの着用をおすすめします。

初心者にもおすすめの堤防釣り

2. 釣り道具以外のコストがかからない

釣り堀や釣り船を利用して釣りをする場合、利用料金がかかります。

釣り船の利用には1万円以上かかることが多く、初心者の方は敷居が高く感じてしまうのではないでしょうか。

船釣りも楽しいですが、堤防釣りは釣具と餌があればできるため、必要以上に料金をかけることなく釣りを楽しむことができます。

3. 安全に楽しむことができる

場所によっては車の横付けができて荷物の持ち運びが楽です。

そして何より堤防は足場が安定しているので安全です。

1人はもちろん、複数人や子供がいる家族連れでも安全に釣りを楽しむことができるでしょう。

特におすすめなのが釣り公園です。

釣り公園はトイレなど最低限の設備が整っており、釣り人も多いので困ったときには近くの釣り人に相談することもできますよ。

初心者にもおすすめの堤防釣り

4. 高確率で魚が釣れる

せっかく釣りをするならば魚を釣り上げたいですよね。

しかし、川釣りの場合は狙うポイントを間違えてしまうとなかなか釣ることができず、時間だけが過ぎてしまいます。

ルアー釣りの場合はテクニックが必要になり、初心者が魚を釣り上げることは難しいかもしれません。

しかし堤防での餌釣りは場所と時期さえ間違えなければ高確率で魚を釣り上げることができます。

5. 季節によって釣れる魚が変わり、おいしい魚が多い

1年を通して釣れる魚も存在しますが、季節に合わせた旬の魚もたくさんいます。

それぞれの季節でおすすめの魚は以下の通りとなります。

春:メバル・カレイ・アオリイカ・クロダイ
夏:アジ・イワシ・サバ・キス・ベラ・マダコ・スズキ・マゴチ
秋:ハゼ・カワハギ・ハマチ・ブリ・サゴシ・サワラ・タチウオ・ヒラメ
冬:カサゴ・アイナメ・アナゴ・グレ

この中でも特にアジやサバ、イワシなどはサビキ釣りという釣り方で、初心者でも簡単にたくさん釣ることができます。

自分で釣った旬の魚はよりおいしく感じ、釣りの醍醐味の1つと言えるでしょう。

堤防釣り

堤防釣りの様々な釣り方

1. サビキ釣り

撒き餌で小魚を寄せ集め、足元に落とした仕掛けで魚を釣り上げる方法です。

誘い釣りはその場に餌を撒く方法で、カゴ釣りはカゴに撒き餌を入れる釣り方です。

堤防釣りでは誘い釣りの場合が多く、数釣りが期待できるので、釣り初心者に最もおすすめの釣り方です。

サビキ釣りで釣代表的な魚はアジ・イワシ・サバです。

2. ミャク釣り

堤防釣りで利用される釣り方の中で1番仕掛けがシンプルなのがミャク釣りです。

魚がいるポイントに餌を落とすだけという手軽な釣りですが、テトラを狙ったり堤防の切れ目を狙ったり、突き詰める意外と奥が深いんです。

ミャク釣りで釣れる代表的な魚はアイナメ、カサゴ、ソイ、メバルなど、根魚が主となります。

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3. 投げ釣り

オモリを活かして堤防から10~30メートルほどに仕掛けを投げる投げ釣り。

狙うポイントを絞って海底に仕掛けを投入します。

釣り竿に反応があるまでは特にすることがないため、複数の釣り竿で投げ釣りをする人や、他の釣り方と並行している人も。

海に豪快に投げ入れるため、釣りをしている実感を味わいやすい方法ですが、投げ入れる時は十分な注意が必要です。

周りに人がいないか確認してから投げ入れ始めましょう。

投げ釣りで釣れる代表的な魚はシロギス・カサゴ・イシモチ・カレイ・アイナメです。

※投げ釣りをする際は投げ竿を用意しましょう。磯竿だとオモリに耐え切れず竿が折れてしまいます。

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4. ルアー釣り

小魚や甲殻類のような疑似餌を使用するルアー釣り。

小魚を餌とする魚であればルアー釣りの対象となります。

餌を用意する必要がなく手軽ですが、ルアーの巻き方や動かし方、投げるポイントなど意識することが多く、釣り初心者がいきなりチャレンジするのは難しいでしょう。

難しい分、ゲーム性が高く慣れてくると他の釣り方より楽しむことができます。

ルアー釣りで釣れる代表的な魚はスズキ・タチウオ・アイナメ・イカ・サバ・ヒラメ・カサゴです。

ルアー釣り

まとめ

様々な釣具や釣り方があり、初心者にとっては釣りに必要なものを揃える時点で敷居が高いと感じてしまいます。

しかし、堤防釣りは最低限必要な道具がシンプルで価格も安いため、予算を抑えて誰でも簡単に始めることが可能です。

道具を用意して実際に釣る場合も高確率で魚を釣り上げられるため、揃えた道具が無駄になることはありません。

堤防釣りは1人でも複数人でも幅広い年齢層の人が楽しむことができるため、釣りの第一歩としておすすめです。

堤防釣り

投稿者プロフィール

コーダ|休学フリーランス
コーダ|休学フリーランス
大学時代内定を頂くも「時間と場所に縛られたくないと」辞退。パソコンひとつで働ける新卒Webフリーランスとして独立するため現在修行中。