今回紹介するのは埼玉県川越市の『伊佐沼』でございます。
週末はヘラブナ釣りやハヤ釣りのファミリーで賑わう川越市民憩いの場でもあります。
伊佐沼について
伊佐沼は埼玉県最大の自然沼です。
入間川から導水され、九十川から新河岸川へと流れていきます。沼の西側には伊佐沼公園があり、アスレッチクや野外音楽堂もあるようです。
特にヘラブナ釣りが人気で、沼の北側は足場もよく、多くの釣り人で賑わっています。
伊佐沼の周りは田んぼの用水路が多く、網でハヤをすくっている方も多く見受けられました。
伊佐沼の釣りポイント
伊勢沼北側
伊勢沼北側はヘラブナ・マブナ狙いの釣り人が多いです。足場も良いため、家族連れにもおすすめできるポイントです。
浮き釣りの方が多いので、投げ竿を用いての釣りは自粛しておいた方が無難でしょう。
ハス群生周辺
伊佐沼といえば古代ハスの群生が有名です。
6月ごろがハスの花の見頃で、ピンクの美しい花をつけます。
ハスの周りはフナやハヤの隠れ家となっているようです。
竿を出せるポイントは限られてきますが、魚影の濃さならここが一番でしょう。
伊勢沼南側水門付近
こちらも足場がよく、広々としているので鯉狙いの投げ釣りはこちらがおすすめです。
水門周りは餌も豊富なので鯉の回遊ポイントになっているはず。
今回の釣行ではこちらのポイントをベースに鯉を狙いました。
伊佐沼西側(九十川)
伊佐沼から九十川への流れ込み部分です。
比較的浅めですが、フナやハヤの絶好のポイントとなっております。
駐車場が広いので車でお越しの方も安心です。
伊佐沼東側
伊佐沼東側水門付近は船着き場となっております。
ヘラブナ狙いで竿を出している方が多いようです。投げ釣りには向かないポイントかもしれません。
伊佐沼の鯉釣り
今回は伊佐沼南側水門付近にて野鯉を狙います。
オーソドックスな吸い込み仕掛けに食わせ餌はコーンと豚レバーを用意しました。
寄せ餌に埋め込む針は邪魔なのでカットしてしまいます。
寄せ餌には大鯉を使いました。練れば練るほど固くなるので吸い込み釣りにはもってこいの練り餌です。
※もちろん水分を多めに含ませれば溶けやすくすることも可能ですよ。
餌を付けたら、あとは仕掛けをぶん投げるだけ。簡単!
仕掛けを投入してすぐに竿にアタリが!
鯉ではなさそうだけどかなり強い引き。リールから糸がどんどん出ていきます。
しかし、この引きはニゴイかな….
岸まで寄せるも大暴れしているコイツの正体は
巨大なスッポンでした…。
スッポンとはいえ、こんだけ大きくなるとその引きは魚以上です。スッポンは凶暴なので針を外す際には噛まれないように気をつけましょう。
しかし私にはスッポンをさばく技術が備わっていないので沼に帰っていただきました。
夕マズメに差し掛かると竿の反応が慌ただしくなってきます。
しかし釣れるのマブナばかり。
鯉のアタリがないまま辺りは暗闇に包まれていきます。
ポツリポツリと降り始める雨。
荷物を片づけて帰ろうかと思ったそのとき、竿に大きなアタリが!
最後にあがってきたのはまたコイツでした。
本日2匹目のスッポン。
しかもデカい。
めちゃくちゃいい引きだから面白いんだけどね。違うんだよな~。
雨も強くなってきたのでここで納竿とさせていただきました。このところ、私が釣りに行くと毎回雨が降ります。雨男でしょうか。
伊佐沼の釣りポイントまとめ
今回は吸い込み仕掛けで鯉を狙いましたが、投げ釣りをするポイントが限られてしまうのがデメリットとなります。
鯉狙い、ヘラブナ狙いのどちらにせよ、4.5m~5.4mの延べ竿を用いての浮き釣りのほうが、良質なポイントを狙える分有利なのではないでしょうか。
伊勢沼は1周するのにそんなに時間がかからないので、沼の内側だけでなく、流れ込みや用水路もチェックしてみるといいかもしれませんね。
なかなかいい雰囲気でしょう。
伊佐沼の用水路ではナマズが釣れるという情報もありますし、夜はウナギ釣りも期待できそうですね。
ちなみにですが、ブラックバスはあまり釣れないようでございます。
釣り資源枯渇地域といわれる埼玉県ですが、まだまだ良質な釣りスポットがあるはずです。
次回こそスッポンではなく、巨鯉を釣りあげたいと思います!
投稿者プロフィール
- 永遠のビギナーズラック待ちアングラー。
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