『生シャコのゆで方と食べ方』シャコの刺身は伊勢海老を超える!?

生シャコのゆで方と食べ方

活きた生シャコを手に入れたらどうやって食べますか?

今回は生シャコのゆで方や食べ方をご紹介していきます。

生シャコは塩ゆでだけでなくお刺身でいただいても絶品です。

シャコレシピもぜひ参考にしてみてください。

シャコの捕脚は強い

生シャコのゆで方と食べ方

シャコといえば回転寿司でも回らない寿司でも人気の寿司ネタですが、シャコがナニモノなのかを知っている人は少ないと思います。

シャコは甲殻類の仲間で見た目は『ちょっと強そうなエビ』というような感じです。

海底に巣穴を掘って生活しており、ゴカイやイソメ、小魚や貝などを捕脚(前足というか鎌みたいなやつ)を使って捕食しています。

この捕脚はとても強力で、カニや貝を叩き割ってしまうほか、水槽のガラスをヒビを入れてしまうほどなんだとか。

シャコの殻はトゲトゲで怪我をしやすいので調理の際は気を付けてくださいね。

生シャコの下ごしらえは不要?

生シャコは基本的に下ごしらえをする必要はありません。

しかし生シャコは鮮度が落ちるの早く、死んでからすぐに身が溶け始めてしまいます。

なので、生シャコを手に入れた場合には生きているうちにボイルする必要があります。

生シャコを購入の際はできるだけ活きの良いものを購入しましょう。

生シャコのゆで方

生シャコのゆで方と食べ方

生シャコをゆでるときは1%の塩水を沸騰させ、その中に生シャコを投入しましょう。

パスタをゆでるときと同じくらいの塩分濃度でOKです。

ゆで時間は5分を目安にしましょう。

ゆで過ぎると身が固くなってしまいますし、シャコの旨味や風味が飛んでいってしまいます。

生シャコとゆでシャコの殻のむき方

生シャコの殻はむきにくい

生シャコを刺身で食べる場合はシャコを一度冷凍して解凍してから殻をむきましょう。

生シャコは身と殻の癒着が強く、殻を剥がすことがとても難しいです。

ハサミや包丁で身を削ぐように殻を除去できれば問題ありませんが、めちゃくちゃ難しいです。

そして身がほとんど無くなります。笑

生シャコもゆでシャコもむき方は一緒

生シャコを刺身でいただく場合も、塩ゆでしたシャコの殻をむく場合も、むき方は一緒です。

キッチンバサミを用意し、まずは頭を切り落とします。

生シャコのゆで方と食べ方

そして次は尻尾の方も落としちゃいます。

あまりケチケチするとむくのが大変なので大胆に切り落としましょう。

生シャコのゆで方と食べ方

頭と尻尾を切り落としたら、次は両方の側面をカットしていきます。

シャコのトゲに気を付けながらハサミを入れていきます。

生シャコのゆで方と食べ方

そして上の殻と下の殻を剥がしてあげればむき身の完成です。

ゆでシャコの方が圧倒的にむきやすいです。

生シャコの食べ方・レシピ

塩ゆで&刺身

シャコの塩ゆでと刺身

一番人気の食べ方はやっぱり「塩ゆで」ですね。

濃厚な甲殻類の風味を楽しむことができます。

一方シャコの刺身は伊勢海老とボタンエビを足して2で割ると見せかけて割らないような味がします。

これがビールのつまみとしては最高で、エビやカニの刺身が好きな人にはおすすめの食べ方です。

味噌汁

シャコの味噌汁

シャコの殻を軽く炒って出汁を取ったら最高の味噌汁に!

甲殻類ですからね。

その出汁は言わずもがなです。

トッピングにシャコを丸ごと入れたらちょっとグロい…。

パスタ

シャコのパスタ、ペペロンチーノ風

もちろんシャコはパスタとの相性も抜群です。

今回はニンニクと鷹の爪でペペロンチーノにしましたが、トマトベースのパスタでも美味しくいただけます。

やっぱりトッピングのシャコはちょっとグロい…。

生シャコのゆで方と食べ方まとめ

生シャコ

今回は生シャコのゆで方や食べ方をご紹介いたしました。

エイリアンみたいで気持ち悪い面構えのシャコですが、ゆでたてのシャコの身はジューシーでとても美味しいです。

活きたシャコを手に入れる機会がありましたら、ぜひシャコパンチも体感してみてくださいね(怪我には気を付けて)

次回はシャコを捕獲しに行ってみたいと思います。

お楽しみに!