東京湾のボートフィッシングで有名なポイントである「風の塔」をご紹介いたします。
風の塔はシーバスやカサゴだけでなく、サバやイナダ、クロダイ、フグなども狙うことができます。
そんな風の塔の攻略方法をご紹介したいと思います。
風の塔の行き方
風の塔は東京湾アクアラインの浮島ICから5km程のところに位置しています。
もちろん海上なので船・ボートでしか行くことはできません。
湾奥から出船される方は羽田空港とアクアブリッジを目印に航行していきましょう。
風の塔の役割
そもそも風の塔は何のために建設されたのでしょうか。
風の塔は直径200mの円形の人工島で、正式名称は「川崎人工島」となっています。
風の塔の役割はアクアトンネル内の換気と退避時の避難ルートを担っています。
退避用のヘリポートと小型船舶専用の港を備えていますが、お世話になるような事故は起こらない方がいいですね。
風の塔周辺の特徴
風の塔周辺の水深は約25m程で東京湾にしてはかなり深くなっています。
風の塔の海中部分は工事の際の足場をそのまま残しています。
これは船舶が衝突した際の緩衝材として機能しているそうです。
さらに風の塔から少し離れたところには防波板が設置してあり、水中洞窟のような形になっています。
これらのことからも海底周辺に豊富なストラクチャーが存在しているため、たくさんの魚が居着いているようです。
少し重めのジグを使って海底のストラクチャーから中層にかけてを探っていくのが風の塔での勝ちパターンとなります。
風の塔で釣れる魚
シーバスはもちろんのこと、海底のストラクチャーにはカサゴやアイナメなどの根魚が居着いています。
風の塔周辺のカサゴは育ちが良く、良型の個体が期待できます。
夏場にはイナダやサバ、サワラなどの青物も回遊してきます。
他にもクロダイやタコ、フグなども集まる絶好の釣りポイントです。
風の塔でシーバスを狙う
東京湾のシーバスポイントととして有名な風の塔ですが、前述の通りある程度深いところを狙う必要があります。
基本的にはジグで海底から中層を探り、シーバスの泳いでいるタナを見つけ出しましょう。
深いところは水温が安定していることもあり、冬場のシーバス狙いにもうってつけのポイントですよ。
風の塔でカサゴ(根魚)を狙う
こちらもジグやワームで海底を丁寧に探っていきましょう。
風の塔の壁際や防波板の隙間にカサゴやアイナメが居着いており、魚の目の前にジグを投入できれば確実に食いついてきます。
しかし基本的には海底は岩礁ではなく砂地なので、根魚が居着いているストラクチャーをピンポイントで攻める必要があります。
少々テクニックが必要ですが、釣れれば良型の個体が上がってくること間違いなしですよ!
風の塔での釣りまとめ
今回は東京湾のアクアライン上に浮かぶ人工島である「風の塔」をご紹介いたしました。
東京湾のシーバスポイントは他にもたくさんありますが、次回釣行では風の塔を候補に入れてみるのも良いのではないでしょうか。
NEXCOさんのイベントで風の塔に上陸したり中に入ったりできる機会もあるそうです。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
投稿者プロフィール
- シーバスとブラックバスをもとめてフラフラしています。