スーパーで比較的安く売られている白っぽいマグロ、それがびんちょうまぐろ。
本マグロに比べたら確かに「まずい」かもしれない。
本マグロ食べ放題なら嬉しいけど、びんちょうまぐろ食べ放題にはあまり魅力を感じないでしょう?
そんなまずいと評判のびんちょうまぐろを大トロに大変身させちゃいます!
そもそもびんちょうまぐろって?
私たちが「びんちょうまぐろ」と呼んでいるのは正式には「ビンナガ」という魚なのです。スズキ目・サバ科に分類される小型のマグロで、お刺身以外では「ツナ缶」として幅広く流通されています。欧米でもフライやソテーで食卓に並ぶメジャーなお魚です。
ツナ缶にはだいぶお世話になりましたね…..。
びんちょうまぐろはまずいの?
ということでさっそくびんちょうまぐろを食べてみました。
もちろん半額狙いです。
うーん。なんだか食感もベチャっとしているし淡泊で味気ない感じ。
「まずい」と言われれば「まずい」。でも食べれないほど「まずい」というわけではないです。
夕方のスーパーで特売だったびんちょうまぐろは、解凍から時間が経っているせいか少し生臭さもありますね。
あと、ついつい脳内で本マグロと比較してしまっているのもあり、
「本マグロよりも劣る」=「まずい」に結びついてしまっている気がします。先入観というのは恐ろしいものですね。
そうか!
びんちょうまぐろを大トロに変身させちゃえばいいんだ!
「まずい」びんちょうまぐろを大トロに変身させてみた
まずい原因は先程食べたときに既に判明しています。
脂がのっていないからまずいのです!
ということは、びんちょうまぐろに脂をドーピングしてあげればいいわけです。
マヨネーズでびんちょうまぐろに脂を
特売のびんちょうまぐろにマヨネーズをぶっかけます。
しかしこれだけでは終わりません!
脂だけに油も入れてみる
マヨネーズに飽き足らず、ホンモノの油もぶち込んでみます。
今回はオシャレ女子の強い味方、オリーブオイル先生を使用します!
さあ、これで下ごしらえは完了です。冷蔵庫で30分ほど放置します。
びんちょうの大トロの完成
マヨネーズとオリーブオイルで漬けたびんちょうまぐろを取り出します。
※マヨネーズと油はキッチンペーパーでふき取りましょう。
これが、かつてみんな「まずい」と言われ続けてきたびんちょうまぐろの真の姿だ!
脂がのって美味しそうなマグロにしか見えないよ!
うん、美味しい!
マヨネーズ臭くなるんじゃないかという懸念はあったのですが、全然マヨネーズの味は気になりませんでした。むしろいいアクセントになっていて醤油との相性も抜群です。
食感もフワトロで口の中で溶けていきます。テレビのグルメ番組でたびたび目にする、「口のなかでとろけるううう」を体感することができます!
もしかして本マグロ越えも夢じゃないかも!
「まずい」びんちょうを大トロする裏技まとめ
みなさんいかがでしたか?
今まで「まずい」と思っていたびんちょうまぐろが、こんなにも美味しい大トロに変身しちゃいました。びんちょうまぐろだけでなく、メバチまぐろやカツオで試してみるのもいいかもしれませんね。
マヨネーズに漬ける時間や、組み合わせ次第ではもっと美味しい大トロに仕上がるかもしれません。
最高の組み合わせが見つかったら教えてくださいね。
投稿者プロフィール
- 宮城県出身。大学卒業後は某大手企業のメディアを担当し、WEBディレクターとして活躍する。独立後はSEOディレクターとして活動する傍ら、趣味の旅が高じて旅ルポ・エッセイストとしても支持を得ている。基本的に一人行動派。釣りは最近始めたばかりの初心者。
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