オホーツクの宝!カラフトマスの釣り方とレシピをご紹介!

カラフトマス

今回ご紹介するのは北海道名物「カラフトマス」です。

カラフトマスの釣り方や釣りテクニック、そしてカラフトマスレシピまで、まとめてご紹介いたします。

オホーツクは遠いかもしれませんが、カラフトマスのパワフルな引きは一釣の価値ありです!

カラフトマスとは

カラフトマス

カラフトマスは北海道のオホーツク海域で水揚げされるサケ科サケ属の魚です。

オスは繁殖期になると背中が出っ張ってくるのですが、その特徴的な体型から「セッパリマス」という別名があります。

セッパリってなんやねんと思いますが、漢字にすると背っ張りって感じでしょうか。

ちなみにこの出っ張りの正体はコラーゲンです!

カラフトマスの体長は40cm〜60cmくらい、身はサケよりも薄いピンク色で、海外では「ピンクサーモン」とも呼ばれています。

個人的な意見ですが、カラフトマスはサケよりもあっさりとしていて美味しいと思ったんですが、おじさま世代にはあまり人気が無いみたいです。

ムニエルとかにしても美味しいんですけど、その辺の食べ方については後ほど・・・。

カラフトマス釣りの時期

カラフトマス釣り

カラフトマスを狙える時期は、遡上時期の7月中旬〜10月くらいまでです。

ですが、日にちが経つほどブナがかかり、体色が銀ピカではなくなってしまうため、やはり狙い目はシーズン始めが良いです。

カラフトマスは釣れる年と釣れない年がはっきりしています。

2年で成熟し産卵に回帰すると言われているので、おそらくは産卵時(2年前)の河川の状況に左右されているのではないでしょうか。

ブナ:河川遡上する婚姻色の入ったサケ科の魚の別名、婚姻色を表れることを「ブナがかかる」ともいう。

カラフトマスの釣り方

カラフトマスの釣り方

結論から言いますと、ルアーで勝負です。

個人的にはルアーの方が間違いなく楽しいからです!

ルアーロッドとスプーンを用意すればOKなので手軽にできるという点もオススメの1つです。

使用するロッドはバスロッドかシーバスロッドの7f〜10f、リールはシマノなら3000番、ダイワなら2500番が使いやすいです。

ラインはPEの0.8号~1.2号を巻いておきましょう。

使用するルアーはスプーン7g〜14gをその時の状況に合わせて使い分けます。

朝マズメなどのチャンス時は赤系で攻め、少し渋くなってきたら黒系で攻め、それでもダメだったら青系で〜など色々とバリエーションを利かした釣りをしてみてください。

カラフトマスは岸際を群れで回遊する傾向があるので、遠投よりも岸際のブレイクやベイトが溜まりそうポイントを丁寧に探っていきましょう。

カラフトマスの釣りテクニック

カラフトマス

カラフトマスの釣りテクニックとしては、表層、ダダ巻を心がけることです。

もちろん状況に応じてではありますが、カラフトマスは回遊する際、大体表層から50cm〜150cmくらいを泳いでいることが多いのです。

水面からルアーが飛び出すか出さないかくらいをゆっくりリーリングしてきましょう。

特にアクションは必要なく基本ダダ巻きでOKです。

スプーンをヒラリヒラリと長く見せてあげてください。

ちなみにですが、メスを釣りたい時は下層を狙うと確立が上がると言われています!

カラフトマスは引きがとてもパワフルですので、ドラグはの調整はしっかりしておいてくださいね。

カラフトマスのお味は?

カラフトマスのレシピ

冒頭でもお伝えしましたが、カラフトマスの味は鮭よりもあっさりしていて身はパサっとしています。

写真でもわかるように、鮭と比べると色味も薄いですよね?

ですが、このあっさり感と絶妙な脂加減がたまらんのです!

「カラフトマスはまずい」と低評価されてしまいがちですが、そんなことはありません。

カラフトマスのおすすめレシピ

カラフトマスの美味しい食べ方ランキングを勝手に作っていきます!

塩焼き

カラフトマスの塩焼き

1位はもちろん塩焼き!

まずはそのままのお味を・・・!

焼く時は、弱火でゆっくりと時間をかけて焼いてみて下さい。

箸を入れた瞬間に脂がじわ〜っと出てきてお酒のアテには最高に合います。

フライ

カラフトマスのフライ

こちらも私的ランキング1位!

カラフトマスはフライにして食べるのも絶品!!

塩コショウで軽く下味をつけて、170度くらいの油で4分揚げて出来上がりです!

あっさりしているのでくどくなく、何個でもいけちゃいますよ。

イクラ

カラフトマスのイクラ

こちらも堂々の第1位です!

ごめんなさい!

僕には一丁前にランキングをつけるなんてことできませんでした!

カラフトマスのイクラは鮭のイクラと遜色ありません。

皮がやわらかく、でも粒感はありとても食べやすいです。

醤油大さじ3、酒大さじ1、みりん大さじ1、水おおさじ1で醤油漬け作っちゃいましょう!

毎日のご飯がとても楽しみになりますよ。

カラフトマスについてまとめ

カラフトマスを狙える期間はとても短いですが、釣っても良し、食べても良しの北海道を味わえる魚です。

引きもパワフルで釣り人を楽しませてくれるので、カラフトマス釣りファンもかなり多いです。

オホーツクへのアクセスはやや大変ですが、大自然に魅了されながら釣りができることも一つの魅力かと思います。

ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

あ、ヒグマにはお気をつけ下さい!

それでは、次はフィールドでお会いしましょう!