スーパーで売っている丸ごと一匹のお魚。美味しそうだけどさばけないしなぁ~なんて思ってる方は多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、初心者でも簡単にできる魚のさばき方をご紹介いたします!
そもそも三枚おろしとは?
魚をさばいたことがない人でも一度聞いたことがある「三枚おろし」。三枚おろしとは書いて字のごとし、魚を三枚におろすことなのです。
と言われてもよくわからない方もいらっしゃると思うので、完成形を見てみましょう!
身が2本と中骨の部分1本の合計3本でこれが「三枚おろし」でございます。
今回はお馴染みのお魚「アジ」を三枚おろしにしてみました。
三枚おろしができると、カサゴやイワシ、アイナメや真鯛などの魚のお刺身や天ぷらを自宅で簡単に作ることができるようになります。
初心者でも簡単にさばくことができますのでご安心ください!それではさばき方の手順を見てみましょう!
初心者でも簡単にできる三枚おろしの手順
1. 鱗をこそげ落とす
むなびれの周りや頭の部分もきれいに落とします。鱗をしっかり落とせば皮も食べられるのですから。
包丁を魚の身に直角に当てて、まず尾から側線に沿ってこそげます。
裏も同様に、身を傷つけないように丁寧に鱗を取り除きましょう。
2. 頭を切り落とす
胸ビレの内側からストンと切り落としちゃいます。
3. 肛門から開いて内臓を取り出す
肛門は包丁の刃を入れ、頭の方へと引いていきます。
切り口からえらや内臓を取り除きます。
内臓は古新聞などで包んでから捨てるといいかも。
浮袋や血合いも綺麗に取り除きましょう。
4. ぜいごをそぎ落とす(アジの場合)
「ぜいご」と呼ばれる硬い皮をそぎ落とします。
※アジ以外の魚には「ぜいご」はないので、他の魚をさばくときはこの工程は飛ばします。
丸で囲った部分が「ぜいご」です。
5. 中骨に沿って身の半分を切り落とす
包丁を水平に持ち、背骨ぎりぎりで刃を動かします。
反対側も同様に背骨ぎりぎりで水平に刃を入れていきます。
6. おろした身の皮を剥ぐ
唐揚げやフライの場合は皮を剥ぐ必要はありません。しかしお刺身でいただきたい場合は皮を剥ぐ必要があります。
皮を下にして、身を剥がしていきます。
皮を反対の手で押さえてあげるとスムーズに皮を剥ぐことができます。
皮を剥がしたら完成です!
初心者でも簡単な魚のさばき方まとめ
初めて魚をさばくという方には20cm~30cmくらいの魚がおすすめです。
意外と簡単に三枚おろしにできるので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに今回使用したアジはお刺身になりました。
盛り付けは苦手です。
投稿者プロフィール
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3人の息子に安全でおいしく、できれば家計に優しいものを食べさせたい想いで3反の野菜作り、5反半のコメ作り。
息子たちが独立した後は夫婦2人のお酒の親友を作っています。
海の幸、山の幸、野の幸。旨し国、日本に産まれてよかった!!
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