千葉県富津市にある知る人ぞ知る秘境「戸面原ダム」のおかっぱりポイントをご紹介いたします。
戸面原ダムはヘラブナ釣りの聖地として、マニアックなバサーの最後の希望として密かに愛されてきたリザーバーです。
バサーの熱い要望を受けて、2017年10月にボートでのバス釣りが解禁となりました。
今回の記事では解禁されたばかりのボートフィッシングではなく、おかっぱりに特化してポイントの説明やおすすめルアーをご紹介したいと思います。
ボートでのバスフィッシングの情報はこちらにまとめています。
戸面原ダムへのアクセス
戸面原ダムまでのアクセスは、館山自動車道「富津中央インター」を降りて、国道127号線を南下し、465号線に合流します。
そのまま君津市方面へ走り、県道88号線「関尻交差点」を右折して10分ほどで到着します。
都心からのアクセスも非常に良好な立地ですが、台風や大雨の後は土砂崩れで道路が封鎖されてしまう場合があります。
事前に交通情報を調べてから向かいましょう。
戸面原ダムのおかっぱり攻略方法
切り立った斜面の多い戸面原ダムですので、基本的にはおかっぱりのポイントは少ないです。
ですが、そこをあえておかっぱりで攻めたくなるのがおかっぱりアングラーの性ですね。
他のリザーバーと同じく、その日の水量によって降りれないポイントなどがあります。
※立ち入り禁止の看板がある場合や、土砂崩れの恐れのあるエリアには立ち入らないよう心がけましょう。
山奥のリザーバーということもあり、ハチ、ヤマビル、ブヨなどの害虫も非常に多いので、夏場でも長袖・長ズボン、長靴などの装備品を忘れないようにしましょう。
装備品については後程詳しくご説明したいと思います。
戸面原ダムのおかっぱりポイント
1. 光生園ワンド
常に流木やゴミが流れるつくワンドで、何度か入り直しながらカバーゲームが終日楽しめます。
ヘビーカバーですので、太めのラインとスナッグレス性の高いリグの使用をおすすめします。
水深が浅い場合はゲーリーヤマモトのファットイカかジャッカルのカバークローのフォールが効き目抜群です。
2. 川又
ここではワンドの馬の背についているバスを狙いましょう。
バスの回遊ルートとなっていますので、手返しのよいルアーセレクトがキモとなります。
ソウルシャッドのようなシャッド系ルアーの早巻きがおすすめです。
3. 荒神森トンネル下
ワンドの左右が木に覆われているため、一日通してシェードとなるエリアが存在します。
ベイトフィッシュが溜まりやすいポイントですので、バスのストック量も常に多いです。
小さなギルを捕食していますので、小型のバイブレーションでリアクションバイトを狙いましょう。
4. 戸面原山王堂下
流れ込みのあるポイントで、夏場などは水通しの良さからベイトフィッシュ、バスともに集まりやすいエリアです。
流れ込み周りはもちろん、流木、橋脚周りも丁寧に攻めていきましょう。
根掛かりのしづらいスピナーベイトでテンポ良く打っていき、フォローとしてノーシンカーなどでチェックしていきましょう。
5. 梅の木
竹や流木が岸に接岸していますので、まずは足元から丹念にネコリグやスモラバでチェックしていきます。
カバーが濃いのでベイトフィネスをうまく活用して攻めていきましょう。
足元で反応がないようであれば、沖のカケアガリをズル引きでバイトを誘います。
戸面原ダムでおかっぱりを楽しむコツ
初めて戸面原ダムを訪れたときの感想ですが、まさに「秘境」という言葉がふさわしいリザーバーといった印象でした。
釣り人どころか、人にあまり会わない湖も今どき珍しいと思います。
そんな誰にも邪魔されずに楽しむことができる戸面原ダムですが、大自然が相手ということもあり注意したい点が3つあります。
立ち入り禁止エリアには立ち入らない
リザーバーということもあり、急斜面が多数あります。固い岩盤がむき出しでとても滑りやすいので、足場が不安定な場所には立ち入らないようにしましょう。
雨上がりには、ぬかるんで底なし沼のようなエリアもありますので注意が必要です。
登山用のスニーカー、もしくは靴底がスパイクの長靴を履きましょう。
肌の露出は避けよう
夏場は軽装になりがちですが、戸面原ダムでは肌の露出は禁物です。
蚊、ハチ、ブヨ、ヤマビル、マムシなどの害虫がたくさんいます。特にヤマビルはどこからともなく人間に寄ってきます。
長袖・長ズボン、長靴もしくはハイカットのスニーカーで万全の装備をしましょう。
可能であればハイネックのシャツも着用したいところです。
ほぼ絶対といっていいほど、釣行中にヤマビルの存在を確認できます。
もちろん虫よけスプレーも忘れずに!
水分補給を忘れずに
特に夏場ですが、熱中症対策として水分補給をこまめに行いましょう。
戸面原ダムにはコンビニがありません。自動販売機もあまりないので事前に準備しておきましょう。
戸面原ダムのおかっぱりまとめ
バスフィッシングの楽園が千葉県には多数存在します。
戸面原ダムはその一つといっても過言ではないでしょう。
今回はバス釣りのボート釣り解禁で密かなブームになりつつある、戸面原ダムのおかっぱりについて特集しました。
読者の皆様に一日中楽しんでいただけるよう、今回の記事でご紹介した注意点やアドバイスを参考にしていただければ幸いです。
投稿者プロフィール
- バス釣り歴20年。基本的に魚自体が好きなのでなんでも釣れれば嬉しいです!主に関東県内の川・湖・野池で釣りを楽しんでおります。ここ数年、年に1度の琵琶湖遠征が非常に楽しみの一つでもあります。私もサラリーマン向けのブログを運営していますので是非チェックして下さい!
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