兵庫県明石市の釣り船「Taizo Fishing Boat」の船長の妻の、ヒロタアズサです。
明石海峡の旬の魚を美味しく食べる、簡単魚料理をご紹介したいと思います!といっても、わたしもまだまだ新米主婦でして、料理はあまり得意ではありません。
地元の漁師の奥さんに教えてもらったり、本などで調べたりしながらの、手探りの魚料理です。どうぞ、身近に感じていただければと思います。
今回は生の明石ダコを用意
ご紹介するのは、魚料理の中でもハードルの低いタコ料理☆
10分でできる簡単おつまみとして、さっぱりお酢でマリネし、ぷりぷりの酢ダコを作ります。
今回使うのは明石名産の明石ダコ(マダコ)。夏が旬の明石ダコは身がぷりっぷりで最高に美味しい!ちなみに船釣りでは5月〜9月頃まで狙えます。
近年はタコが世界的に人気で、市場の値上がりも著しく、国産のタコなんて、近所のスーパーでは100g300円なんてことに。
なんともはや高級魚・・・。
今回使用するのは300gぐらいの中の下のサイズのタコです。頭が握りこぶしくらい。
生ダコの下処理
1. タコの内臓を取る
頭をひっくり返し、内臓を取ります。足の付け根にある黒いくちばしも取ります。
くちばしを取ることで、湯がく際にお湯がタコの体内で対流し、上手に茹であがります。
2. タコのヌメリを取る
塩大さじ1をタコに刷り込みタコを全体的によく揉みます。ヌメリがどんどん出てくるので流水で勢いよく流します。
3. タコを茹でる
沸騰した湯にタコを投入します。足先から少しずつ入れると、きれいにくるんと丸まります。
だいたい2分くらいできれいなあずき色になりますので、引き上げて冷ましておきます。
ぷりぷり酢ダコの作り方
用意する物
タコ 1匹、お酢 大さじ2、レモン ⅛個
※今回はマイルドで甘めのカンタン酢を使いました。普通の穀物酢なら少しお砂糖を加えてもいいかもしれません。
1. 茹でたタコをぶつ切りにする
タコは食べやすい大きさにカットしていきます。頭ももちろん食べられます。
タコは捨てるところがほとんどありません☆
ちなみに、筆者はタコの足先に毒があるという噂を聞いたことがありますが、マダコは食べて大丈夫です。
私は全然生きてます。
2. タコとレモンをお酢を和える
ぶつ切りにしたタコ、カットレモンにお酢を和えて冷蔵庫で10分ほど冷やせば完成!
簡単おつまみ、ぷりぷり酢ダコの完成です。
レモンとタコを一緒に食べると、きゅんとくる酸っぱさと、じんわりくる旨味が身体に染みわたります。
頭の部分は食感がまた違って楽しいですよ。
タコの保存方法
たくさん釣れたタコの保存方法もご紹介します☆
①すべて茹でる場合
その日に食べないタコは、ぶつ切りにしてお酢を絡めておくと長持ちします。
冷蔵庫で3日くらいで食べ切りましょう。
②冷凍する場合
ジップロックなどの袋に生のそのままぶち込んで冷凍庫でOKです☆
内臓だけ取ってから冷凍する方がベターです。
一度冷凍すると、身の繊維が壊れて柔らかく食べられます。ヌメリも取れやすくなるので、煮物にする時は冷凍がおすすめです。
生ダコの下処理まとめ
タコ釣りマニアさんたちは、夏の間に1年分のタコを釣って、冷凍し、少しずつ食べられているそうです。もしもタコが釣れたとき(もしくはスーパーで生ダコが手に入ったとき)は、この記事を参考に下処理をして茹でてみてください。
酢ダコにすればお酢のクエン酸で夏バテ対策にもなります。
いいことだらけのタコ。
是非今年は、自分で釣って、お料理してみてくださいね。
投稿者プロフィール
- 明石の釣り船、Taizo Fishing Boat の船長の嫁です。明石海峡の旬の魚を使った料理を、日々特訓しています!
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